先週からプライベートのレッスンも再開した私。

先生たちが口を揃えて言ったのは
「あゆみ!休んで良くなったね!?」

私はこの2週間全く歌っていない事も伝えてありますゲッソリ

ソプラノの先生は先月は1ヶ月に16回本番があり、そのうちカンタータ4個は暗譜というスケジュールだったそう。

もうそれはそれは来る日も来る日もオペラやコンサート、カンタータのリハーサルがあり、家に帰るとカンタータ暗譜の日々…

友達やパートナーと話す事も出来ずにひたすら音楽に向き合っていたら、急に何も覚えられなくなったそう。それでしょうがないからお友達とパーティにいって、次の日のリハーサルのこともなにも考えず楽しく歌って踊って迎えた翌日。
声には艶が出て、ほんとうにいい歌が歌えるようになったそうです♪それで先生は
「歌手の一番の仕事は人生を楽しむことよ!」
これは先生くらいのスケジュールをこなしている人しか言ってはいけない気がするし、こんなヒヨッコがサボっていい理由にはならないけれど…。

定期的ではないけれどレッスンを受けているコロラトゥーラの先生は、南仏の劇場歌手になった時は朝から夜までお稽古。
毎日背筋が痛くて朝起きるのができないほどだったそうだし、テノールの先生もだいたいレッスンの日の夜は本番。
コンバトの先生も現役バリバリだから日程変更も結構あるし…

アーティストには祝日もバカンスもないので、
1にバカンス2に祝日、34はなくて5に定時なフランスで一番よく働いているのはアーティストと言っても過言ではない気がする…爆笑

そんな中でも、ちゃんと人生を楽しむことを忘れない先生たちは本当にプロフェッショナルなのだなと思いました。
彼らの演奏は表現する喜びで溢れているのだもの。

そうそう、今までどうしてビブラートができなかったか…?ビブラートがかかりそうになると音程がブレそうなのだと勘違いをして必死にビブラートを阻止していたのです。

14才から歌の基礎を教えてくださった先生はとても丁寧に繊細なレッスンをしてくださる先生で、2時間のレッスンで3小節しか進まない事も…高校に入ってからは常に音程パトロールをする同級生がいたりなど…私にとって音程がブレることは一番の罪悪なのだと(勝手に)思い込んでいたところがありますガーン

理由がわかってよかった!

まずは音痴恐れずビブラートの感覚をつかもーう!!!

まぁた終わり方わからなくなって突然終わるスタイルー!byレオン