先週のこととなりますが、喜入浜田医院研修講座を医院から徒歩5分ほどにある喜入公民館ホールにて第一回目のイベントとして開催させていただきました
~豊かな生のために、死を前に見る~
谷山の妙行寺の井上住職様、ありがとうございました
この企画を主人が立ち上げたとき
『病院が死を語る場所をつくるなんて』
と不思議に思われたり、もしかすると気を悪くされた方もいらっしゃったかもしれません。
ですが人間として生を受けた以上、必ず死も受けねばなりません。
そしてその死は必ずしも本人や周りがスムーズに納得できるタイミングで来るとは限りません。
家族の死。
友人の死。
自らの死。
どんな死がいつ突然やってくるかは誰にもわかりません。
誰もにやってくるものであり、決して特別なものではないのに、なぜか人があまり触れようとはしない【死】について、真正面から向き合い『その時』にありのままを自然体で受け入れられる自分を作るきっかけになった時間でした
浜田医院の職員はもちろん、
利用者さまや入居者さまのご家族、
地域の医療機関の職員さまなど60人近くの方々がお集まりくださり、住職さまからの興味深いお話に耳を傾けた1時間。
死をほのかに意識しながら生活をする。
この文章だけを目にしただけでは『なんのこっちゃ』かもしれませんが、
母として、
女性として、
人として、、、
人生を、
そして日々の生活を改めて考えさせられた有意義なひととき
死を意識することは生を豊かにすることと私個人の感想。
あたりまえは何一つない、と日頃の自分を見つめ直せました
今回喜入浜田医院研修講座として初めての試みではありましたが、
今介護と向き合っている方々や、
介護を生業としていらっしゃる方々と、
浜田医院という枠に捉われず有意義な時間を共有できたこと。
そしてこういった場で得たものが人々の仕事や生活に活かされたり、
そこから喜入の豊かな生活が生まれ、地域発展に繋がれば…との想いです。
また今後もこういった公開研修講座は開催していきますので、ぜひご興味のある方はチェックされてみてください
井上住職様、ありがとうございました
ご参加下さいました皆さま、ありがとうございました
※待ち時間中にピアノを数曲弾かせて頂きました
これからも可能な時にはおもてなしの生演奏でみなさまをお迎えさせていただきたいと思います
お聴きくださったみなさま、ありがとうございました