脳出血の前例がないというのは、年齢ではありません(笑)

若い人は珍しいと言われたけど。

私は小脳出血で、なんの病気も他に無くて、遺伝的な要素もなかった。脳出血と言っても、全て同じな訳がない。

小脳は、バランスを司るところで、目が覚めたときには私は寝返りすら打つことが出来なかった。

起き上がることも出来なくて、ビックリした。

おしっこはトイレじゃないから上手く出せないし、点滴はされるし、鼻からチューブされてるし、嫌だった。

体内に器具が残らないと言うことと、自分の回復をある程度把握したら、医者の判断なんか待たないで鼻からチューブは引っこ抜いた。

それから、無理矢理ヨーグルトを口にして、平気アピールして、それから、吐きそうな限界値は体が教えてくれるから、その一線までしか食べない。

後遺症はほとんど無い。めまいがするとか、そういう感じ。

吐いたことは一度だけあった。

でも、吐くと退院が長引くから、体の感覚で食をコントロールして、リハビリでは、最後には自分で歩けるようになるまで回復した。

車イスは使ったけど、車椅子生活なんかお断りだった。

おしっこの管は、勝手に外れていたかな。点滴は早くはずしてコールバンバンした。

痛み止の薬以外は飲まない。

すごく良かったのは、あそこの病院は、ご飯が美味しくて、栄養士さんも、ここの病院食は美味しいって評判らしいところだった。

だから私はご飯が楽しみだった。

病室で食べるの嫌だったから廊下にはこんでもらったり、した。

最初は机引っ張って行って廊下で食べる準備を自分でしたら、待ち合いスペースみたいなところで食べられるようになった。

シャワーも毎日浴びることが出来たし、子供たちは病院にきて遊んでいたから、お金の心配以外はあまり無かった。

前例がないと嫌だよ。

前例がないと動きが慎重で、長引くから。

だから、私は自力で退院できる方法を探しまくっていました。

家族で会議するときに、もう退院すると言ってその日に退院したから、すごい非難ではあった。

家の準備が終わってから~とか、沢山言われていたけど、そんなものが必要がないと言って、無理矢理だった。

とにかく遅いから、早めたかったら、無理矢理やるしかないよ。

こっちに何かあっても絶対に病院のせいにしないための工夫は施さないと、医者に責任が来るから、それだけは気を付けた。

無理矢理やるのが気に入らない人はわんさかいるよ。自分の思う通りがいいからね。

自分も我慢したのだからお前も我慢しろとばかりにやってくる。

個人の自由なんか尊重しない。

遠いからお見舞いだって危ないし、お金もかかる。入院しておくことにメリットがなかった。

でも、納得しない臆病がうざくてたまらなかった。

それから、沖縄に家族旅行に行ったときも、飛行機が落ちるから怖いと前旦那が言っていた。

私は勝手にチケットを取り、旅行の日取りを決めて、全ての予約をして、休みの日を決めてもらって、旅行に行った。

そういうことは本当によくあった。

旦那を言い訳にやりたいことをやらないことが気に入らないから、嫌だった。

それで旦那の悪口言う女を私は心の底から嫌いだったから。

リーダーシップの取れる人が良いなとか、遊ぶことを一緒に楽しむ人が良いとか、色々な思いが出てくる。

やりたいことをやるとこうなると言わんばかりにやってくる女って、言い訳をして、自分が出来ないから、やっていると言うことでしょ。

自分で選んでいるのになんで他人にやるのかわからない。

自分だけでやれば良いのにと思うのは、普通だろう。