花嫁は結婚式をしようとしていました。

でも、付け上がり、その2、で出てきたような赤いドレスを着た女と、白いタキシードを着た男は、自分が結婚式上でやったことを隠しました。

結婚式が終わったら、花嫁は、外国に行く予定でした。

でも、行くことが出来なくなってしまいました。

子供も取り返さなくては行けません。

参席者も助けられない状態になってしまいました。

でも、赤いドレスを着た女も白いタキシードを着た男も、結婚式をぶち壊したことを誰にも言いません。

結婚式の常識を人に語ります。

そして、世の中で仕事をするには、こうするべきだと、花嫁に無理やり教えようとします。

知っていることを隠しているから、自分の常識を教えようとします。

結婚式がぶち壊されたことを知っている人も沢山いますが、知らないふりをして、世の中とはこういうものだから、やりなさいと、花嫁に強要します。押しつけます。

自分は、常識的な人間であるように。

常識やTPOをわきまえるのなら、知っていることを教えて、どうしたら解決するかを話すだろう。

何か出来ることはないか、聞くことが出来るだろう。

そう言う人がやったことを知らないふりして、自分の常識や知っていることを押しつけたりはしないよね。



自分が恥ずかしい人間であることを受け入れることは怖いです。

認めたくないことです。

でも、認めなければ、変わることは出来ません。

常識がなかったことを認めて、これからはやらなければ、変わった、と思ってもらいやすい。


何故認めたくないか、恥ずかしい人間にはなりたくないからです。

でも、知られてしまっていたら、もう、隠すことが出来ません。
だから、打ち明ける、自白をするより他に、道はないと、私は思います。