中学校初めての体育祭 | うちの日常。~ADHD児育ててます~

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3人きょうだい育ててます。
ADHD、自閉症スペクトラムの長男と次男。
そして学校へ行けたり行けなかったり、恐らく場面緘黙の長女。
毎日ドタバタ、そんな日々を描いてます。

長男ちゅう中学1年生(ADHD、自閉症スペクトラム)

長女あーちゃん小学5年生

次男ゆうたん小学1年生(ADHD、自閉症スペクトラム)

の、3人きょうだいを子育て中です!

はじめましての人はこちらから

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中学で支援級に入った長男ちゅう。

初めての体育祭がありました。

 

と言っても、コロナ禍での体育祭。

人数制限で中3の保護者だけになり、わたしは見られませんでした…残念アセアセ

 

でも、体育祭まで頑張ったちゅうの姿を記録としてブログに書いておきます。

 

 

体育祭の約3週間前くらいから練習が始まりました。

 

まずはちゅうが大の苦手な大縄飛び。

 

最初は大縄に恐怖を感じて飛べず…遠くから皆の練習する姿をただ見ているだけだったようです。

 

数日、見ているだけの日が続き、そんなちゅうを見ていたとある交流級のクラスメイトが

「前の人の肩に手を置けば、飛ぶタイミングが分かるんじゃない?」

と提案してくれたらしくて。

 

試してみたらなんと飛べるようになったらしい!

 

しかもその状態で飛べるようになったタイミングで

「もう1人でも飛べるんじゃない?」

と声をかけてくれた子もいて、最終的に1人で飛べるようになって当日も無事成功したって!

 

それ聞いた時もう感動しかなかった。


先生が言うんじゃなくて、周りの子がちゅうが飛べるにはどうすればいいのか考え提案してくれて、実践してできたら「もう1人でも飛べるんじゃない?」って声をかけてくれるなんて…。

 

こんな人を思って行動してくれる中学生いる!?

いや、いたんだけど!

 

心の中で泣きました!!

 

 

次はダンス。

大縄飛びの練習から少し遅れて始まりました。

 

練習の始まった初日、ちゅうは帰ってきてすぐに

「練習全く出来なかった。知らない人がたくさんいて身体が動かなくなった…声かけられたけど声も出なかった…」

と言ってきました。

 

大縄は1年だけでの練習で、ダンスは1年から3年までの男子で行うものだったんだけど、ちゅうが通う中学校はいわゆるマンモス校で付近の中学の中で1番人数が多い学校なんですよね。

 

その為、練習で運動場に集まった人の多さに圧倒されてしまったらしく、身体が動かなくなってしまい声も出なくなってしまったみたい。

 

ダンス自体は小学校でも踊っていたものだったから(少し違う部分もあったみたいだけどほぼ同じ)すぐにまた覚えられたみたいで…だからすぐに皆と練習に参加できるだろうと思っていました。

 

 

でも、

 

すぐにとはいきませんでした…。

 

 

なかなか人の多さに慣れなくて、ずっとただみているだけの日が続きました。

 

自分の立ち位置へ行ける事はあっても踊るところまではいけない。

 

やっぱり身体が固まってしまう。

 

体育祭5日前になっても踊れなくてただ立ち尽くしている状況に、「いよいよ周りもまずいんじゃないか…」となったのか、

 

ダンスのまとめ役をしている生徒数名がちゅうの担任の先生のところへ相談に来たようです。

 

ちゅうの立ち位置が前の方だったので、後ろにした方がいいんじゃないか。

 

後ろから皆の踊る様子を見て真似できるようにした方が踊れやすいんじゃないか…

前の位置だと周りの保護者の目が気になって踊れないかもしれない…。

 

ちゅうくんはどう思っているだろう。

どうしてあげたらいいんだろうか、と。

 

 

担任の先生は

「様子をみましょう」

と言ったそうです。

 

担任の先生はちゅうの練習の状況をわたしに頻繁に連絡してくれていて、

「小学校の時は本番には踊れるようになっていた」

という話を聞いて信じてみようと思ってくれたのか、生徒達にそう伝えたみたいで。

 

 

そして

 

 

本番2日前、

 

 

予行演習の日だったんだけど、ついに初めて踊れました!


ずっと見てただけだったけど、小学校でもしていたダンスだったからかきちんと踊れていたみたい!

 


そして、本番…

 


無事、踊る事ができました!!

 

頑張りました!!

 

 

体育祭数日前にまとめ役の子達が相談し、先生の「様子を見ましょう」の言葉。

ある意味かけだったと思う。

 

「様子を見ましょう」と言った先生も、そう言われたまとめ役の子達も本当に不安だったと思う。


でもどうなるか分からない中、大縄飛び同様、ダンスの時も周りの子達がちゅうの事を気にしてくれて考えてくれて、最後まで不安の中見守ってくれて本当に感謝しかない…


大縄飛びの時と同じく、わたし心の中で泣いたね…良い人間関係に恵まれたな…って。


 

中学校へ入っての初の体育祭。

周りに支えられ無事終えることができました。

 

やっぱりね、いつもと違う事には不安や緊張は高くなってしまうけど、でもそんなことがある度、周りの人が手を差し伸べてくれて中学生活を送れています。

 

感謝感謝です。

 

ゆっくりゆっくり、ちゅうらしく前に進めてる。

 

 

あゆみんpick

 

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