最近この本を読んで、震えましたガーン


小中高生にスマホの使用と毎日の学習時間についてアンケートを取ったところ、スマホをまったく使わない×学習時間30分未満のグループの方が、スマホを4時間以上使う×学習時間2時間以上のグループよりも高成績だったんです!!
学習時間が長い子はスマホ時間が短そうな気がしますが、実際は長時間使用する子もいて、使用時間に比例して成績は低下していました。
これがサブタイトルにある、「2時間の学習効果が消える」っていうことです。

詳しくは読んでいただくといいかと思いますが、スマホを使うことで脳の学習を司る部分に悪影響を及ぼすのだそうです。

もっとこわいのが、LINE!!!
もはや日常生活に欠かせないLINEですが、もう、ガクブルです!!!

LINE以外のスマホ使用については、使用をやめればその後多少の学力向上が見られました。
でも、LINEを使っていた子どもはLINEをやめても、学力が上がらないんです。
一度使ったら、もうその影響はそう簡単には消えないということですよね。
今回対象が小中高生なので、何十年単位でデータを取れば、多少上がるのかもしれないけど。
本文を読んで、LINEが悪いというか、LINEみたいに相手とのやりとりがあるものがよくないと理解しました。

スマホに限らず、タブレット、テレビもおなじような調査結果が出ています。
ゲームやテレビの影響で脳が変形したり、発達に支障が出たりということが、実際の脳のMRI画像つきで説明されています。
もう、こわいです😱

我が家はテレビは見ないし、ゲームも与えていません。
でも、習い事用にキッズフォンを持たせていて、通話以外にメール機能とちょっとしたゲーム機能があるんです。
そのため、メールとゲームは封印させました。
必要な時だけ電源を入れて、使うのは通話のみ!!!

とはいえ、普通に生活していく中で一切のこれらのデジタルなコンテンツを遮断するのは難しいですよね。
中高生にスマホ禁止LINE禁止とか、なかなか。。

一日あたり一時間未満ならそこまで影響がないようなので、家庭でよく話し合って使う上でのルールをはっきりさせることが大事だと結んでありました。

この調査はあくまで、発達段階にある子どもが対象です。
大人はどうなんだろうと、気になっています。



おなじ川島教授のこちらの本も、気になっていま借りています。↓