「富裕層は特別扱いを求めている」という基本的なメッセージであるが、それを実現するのは難しい。
単純に「ちやほやする」というのも違う。
そこでしか味わえない特別な時間と経験、むずかしい。
一流の審美眼を持っている富裕層は小手先ではだませない。
結局どうやってスタッフを一流の気遣いができる人材に育てていくかに尽きる、という内容でした。
一度味わうとどんな特別なサプライズも「知っている」になってしまうから。
富裕層にもう一度あの店に行こうと思わせるのはドキドキ感より安心感なのかもしれない。
こういう本はどこか一冊でも勉強になる箇所があればいいと思って読むのですが、この本は随所に学びのある本でした。
文章全体から緊張感が感じられて、ぴっと背筋の伸びる一冊。
