昨日のヨガレッスンで、心に残る一コマがありました。
レッスンが終わるといつも、生徒さんたちが協力して部屋の片付けを手伝ってくれます。
ふと、私は生徒さんたちに対して感謝の気持ちを伝えました。
「いつも片付けをしてくれること、感謝しているのですよ」と。
すると、生徒さんたちは
「自分たちが使っている教室なんだから当たり前じゃないですか？」
と返してくれました。
その言葉に対して私は、
「一度も当たり前と思ったことはありませんよ」
と返しました。
その瞬間、みんな笑顔になって教室にはホッコリとした温かい空気が流れました。
今朝、この事を想い出しながら、お互いを大切にする心があるからこそ、私たちは健全で良好な関係を築けているということに気づいたんですね。
もし、誰かが「してやってる」という気持ちや「してもらって当たり前」という態度を持っていたら、その関係はたちまち壊れてしまうでしょう。
古い言葉に「驕れる人は久しからず」というものがあります。
自分の力量や地位に驕り高ぶる者は長くは続かないとう意味を持つことわざです。
意味は少し異なりますが、驕り高ぶる人は、真の意味で健全な関係を築けないため、自然と人が離れていくのではないかと感じます。
そして、実際にそれを目の当たりにしたこともあります。
能力は素晴らしいのに、いつも自分より下だと思う人に対して偉そうにする人
成功した途端に人が変わったように思いやりがなくなる人
成功も能力も関係なく、あなたという人間そのものを本当に大切に思っている人がどんどん離れていくことに気が付かずにいたりします。
それを見ていて、自分はこうならないように気をつけないといけないなといつも思うんです。
もしもあなたがもうこの人とは価値観や感覚が合わないと感じめた時、それぞれ違うステージに進む時には別れが来ることもあるでしょう。
私自身、仲良くして頂いて、時の経過と共に自然と逢わなくなった人もたくさんいます。
ある人は嫌いになり離れたこともありますが、昔を想い出すと一緒に楽しんだことも沢山あったし、良くして貰ったことも覚えています。
嫌いになったり、合わないと感じて離れることがあったとしても、お互いに常に謙虚で感謝の気持ちを忘れないことが大切だと思っています。
このエピソードは、私自身にも自戒を込めたものです。
大切な人々との関係を築く上で、感謝の気持ちを持ち続けることは何よりも重要だと思います。
感謝の心を忘れず、日々の小さなことにも感謝しながら生きることで、私たちの生活はもっと豊かで温かいものになるでしょうか。
ヨガのレッスンを通じて、生徒さんたちと共有したこの小さな気づきが、皆さんの日常にも少しでも役立てば幸いです。
感謝の心を忘れずに、お互いを大切にしながら過ごしていきしょうね。
FerreiraDaCosta Ayumi
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