糖質過多とがん
がんの予防や治療において、食事の重要性はますます注目されています。
しかし、異なる意見や情報が飛び交う中で、どちらが正しいのかを見極めることは容易ではありません。
低糖質食やケトン体食ががんに対して効果的であるとする研究もありますが、それに対抗する情報も存在します。
この分野では医学的な研究や意見の対立が多いため、情報を取捨選択する際には十分な注意が必要です。
何かしらの健康上の懸念がある場合は、必ず医師や専門家のアドバイスを受けるよう心がけてください。
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今回は糖質過多とがんとの関係性について。
今、がん治療に低糖質食やケトン食を用いる医療機関も増えてきました。
その研究結果などが沢山あり、ネット上で見ることができます。
賛否両論ありますが、糖質を摂りすぎる生活はがんになる確率も上がるようです。
この音声を聴くと、糖質過多とがんとの関係性が理解できます。
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今回は、昨日の続き「糖質過多とがん」について話していきます。
前回では、糖質の摂り過ぎが体に及ぼす影響と不調や病気の例についてお話ししました。
今回はがんと糖質との関係性に焦点を当てていきます。
がんの原因となる要因は複雑で、糖質過多だけでなくストレスや喫煙など、さまざまな要素が絡み合って発症する病気です。
ただし、がんと糖質（ブドウ糖）の関連性については興味深い研究結果が沢山あります。
実際、がん細胞がブドウ糖をエネルギー源とすることは、1931年にノーベル生理学医学賞を受賞したワール・ブルク博士がマウスの実験で示したことです。
彼の研究では、がん細胞がブドウ糖を好んで利用していることが示唆されました。
↓↓↓
https://www.nara-wu.ac.jp/rigaku/Research/202002_watanabe.html
また、がん細胞は、正常細胞の3倍から8倍もの速さでブドウ糖を取り込まなければ、生命活動を維持できず、成長もできないことがわかっています。
さらに、ケトン体と呼ばれる脂質代謝の一環で、脂肪を燃やしてエネルギーを生成する方法があります。（この仕組みを使ってケトジェニックダイエットを行っていきます）
がん細胞はこのケトン体を利用できないことも明らかになっているんですね。
その理由は、がん細胞には、このケトン体をエネルギーに変換するための酵素が欠けているためです。
がん予防やがん治療の一環として、低糖質の食事やケトン体を増やすことが挙げられます。
ただし、これらのアプローチについては医学界でも意見が分かれており、自身で情報を確認し、医師の指導を受けることが重要です。
（絶対的ではないので、こんなアプローチもあるんだな〜くらいに捉えてください。）
がん細胞を兵糧攻め！｢究極糖質制限｣の威力
↓↓↓
https://toyokeizai.net/articles/-/144042?display=b
がんに対する糖質制限食の可能性
↓↓↓
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssmn/53/5/53_207/_pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssmn/53/5/53_185/_pdf
糖質摂取量と大腸がん罹患リスクとの関連について
↓↓↓
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/9168.html
「癌ケトン食治療コンソーシアム」研究成果 進行性がん患者で新しいケトン食療法による有望な結果～国際科学雑誌Nutrientsで発表～
↓↓↓
https://www.med.osaka-u.ac.jp/archives/22811
進行・再発がんでケトン食療法が有効か!? 肺がんⅣ（IV）期の介入研究で期待以上の治療成績が得られた
↓↓↓
https://gansupport.jp/article/life/meal_daily/meal01/15264.html
これらはほんの一部の情報で、このように低糖質な食事やケトン体食（ケトジェニック食）が、がんに有益であるといった情報はたくさんあります。
それに対しては、反対の意見の情報も探すと出てくるんですね。
例えば、『ケトン食はがんに効かない』と検索するといいですよ。
それを両方検討して、まあどちらが信頼性がある情報なのか、信じるべきかを判断するのは、自分自身で調査してみるのがいいと思います。
低糖質食やケトン体食（ケトジェニック食）ががん細胞を減少させるというデータがある場合、それに対してどれだけの裏付けがあるかを見てみることも重要ですね。
実際にがん患者を低糖質食やケトン体食（ケトジェニック食）で適切に管理してがんに効果があったという情報もあります。
ただし、これはあくまで臨床研究の一環であり、必ずしも誰もに効くという断言はできません。
論文なども沢山出ているので気になる方は読んでみてください。
ただし、これらの情報はまだ実証段階にあるものもあるので、しっかりと見極めながら情報を取り入れることが重要です。
ご自身で判断することは危険ですから絶対にやめてください。
絶対的なことではないため、がんの治療などをされている方はお医者さんや専門家のアドバイスを受けるようにしてください。
しかし、糖質の見直しを行うことでがん予防ができるという可能性が広がりますね。
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今回は「糖質過多とがん」についてお話をしました。
次回は「 糖質とアレルギー疾患」について。
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