猟師えびちゃんのイノシシ狩猟塾 南房総市大井(春編 その2)止め刺し

※映像の後半、血が出ます。見たくない方は見ないでね。
箱わなにイノシシがかかっていました。
とめ刺しのために鼻と前足の2点をワイヤーで固定してから、狙いを定めます。
「放血」をスムーズにするために心臓の上を狙って一突き。
そのためにはイノシシの体を固定しなければなりません。
1度目、ワイヤーが曲がったため、2回目です。
(背景)
里山の田畑を荒らすイノシシやシカの鳥獣害が全国で深刻な問題になっています。
南房総市でも同じくイノシシ被害のため、狩猟期間なく通年で捕獲に報奨金が出ます。
1頭13000円。
全国では猟師が減っている一方、仕留めた命をおいしく頂くジビエとしての活用も少しずつですが広まっています。
そんなわけで昨年11月に続いて2度目の狩猟塾にいってきました。
動物を殺すことを非難する人がいるかもしれません。
田畑を荒らされた生産者には死活問題です。
同時に、食べ物はお金を出せば手に入ると思いこんでいる人が多いように感じます。
命の恵みに感謝することが忘れられています。
きちんと心から感謝して手を合わせ、命を活用して人は生きているということを里山の人達は知っています。
都市と農村をつなぐことが役目のベジアナ・べジビエアナとして動画アップします。
イノシシと対峙する間、この里山のあちこちから鳴き方を覚えたうぐいすの鳴き声が響いていました。

48キロ2~3歳のオス南房総市

前回、秋の狩猟塾体験コラム
http://ameblo.jp/ayumimaru1155/entry-11726668010.html