再検査からしばらく経ったある日、何となく心には残っていたけど、毎日の忙しさに再検査の事が頭から追いやられてたと思う。
見た事があるような電話番号が携帯に表示されていた。

ん?どこだっけ?

学校からだ。何かやらかしたのか?
いつもこう思う。やんちゃな息子ですから、こういう感じに思えてしまうのだろう(笑)

保健室?ドキン(´・◡・`)私の心臓が大きな音を立てた。

お母さん、驚かないでください。まただ=͟͟͞͞(๑º ロ º๑)
もう驚かないではいられなかった。ドキドキした心臓は口から出てしまいそうだった。一度目は気にならなかったと行ったら嘘かもしれないけど、あまり気に留めなかった。でも2度目。これは何かある。私のドキドキは止まらなかった。先生と何を話ししたのか記憶に残らなかった。
とにかく、再度手紙がやって来るらしいことだけ理解できた。

保健の先生からの電話を切った後すぐに主人に電話をした。
パパ、息子くんの心臓病気なんだと思う。
どうしよう…((( ꒦ິД꒦ິ)੭ु⁾⁾
主人は何のことだか全く理解不能だっただろう。
帰ってからゆっくり話しようと言われた。

私はこの後、ご飯も作る事ができず、ひたすらネットに向かった。
右脚ブロック。これしか調べる事ができない。
情報はこれしかないのだ。
心臓 右脚ブロック

散々調べた。心臓病にも行き着いた。でも、異常はないけど右脚ブロックで検査に引っかかる人のブログにも行き着いた。
訳がわからなかった。

主人が帰宅後、息子が学校から持って帰って来た手紙を見ながらどうしようかと話をした。この時、すでに私の心は明日、大きな病院に連れて行こうと決まっていた。保健の先生からの電話の最後に私はすでに明日病院に、連れて行きますと言っていたのだ。

そうと決まると行動が早い私。
近所で心臓の先生がいる病院を調べていた。 

本当は学校から、3度目の再検査を保健センターで、医療センターの先生が直接再検査を行うっていうお手紙をもらっていた。予定は1ヶ月後。待てない。不安で不安でそんなに待てない。

すぐに真実を知りたい。というか、何でもないですよ。って聞きたかった。だから病院に行こうと思った。

息子くんも私の動揺具合を見て相当不安になっていたと思う。
明日ママと病院に行くよ。泣きそうな息子。大丈夫。ママがいるから。絶対に守るから。

何から?
何となくそんな言葉を息子に伝えながら私が一番不安だったんだと思う。