【発達障がい】お手本通りじゃなくていい | あまいさかなの書道日記

あまいさかなの書道日記

書道をやっています。書写技能検定硬筆・毛筆1級。
書道科のある大学卒
高校書道の教免あり
親はガチめの文字書きなのに、読み書き障害(ディスレクシア)の小5息子がいます。

とりあえず、一番あてはまるのは発達障がいの子かなと思ったのでタイトルにはそう書きましたが…

 

 

発達障がいでも、左ききでも、定型発達でも・・・

 

お手本にそっくりじゃなくていい と、思っています。

 

 

むしろお手本を完璧にトレースするくらいに真似ようとするのは無意味なのでは…とさえ思います。

 

だってそんなに完璧に覚えられないから。。

 

中学までに2100強の漢字を習いますが、字形を完璧に覚えられるでしょうか?

 

習字教室に通っていても、全ての字を習うのは無理でしょう。

 

 

 

大事なのは、字の形を丸暗記することではなく、

 

字の組み立てを理解すること。

 

 

お手本を確認しつつ…にはなりますが、

 

字の組み立て方を理解して書いていれば、どんな字でもOK!

 

同じ形を持つ別の漢字もその書き方で書けます。

 

 

組み立て方を理解してくれれば、

 

なかなかお手本を見てくれない発達障がいグレーな子でも、お手本を見ずに書けるので時間はかかりますがいい感じになってきます。

(※障がいの程度が重い子は専門機関を推奨します)

 

 

 

左ききさんは、組み立て方+左ききでやってしまいやすい癖を理解してコントロールしてくれればOK

 

 

 

定型発達の子でも、細かいことが得意じゃない子はザックリとしかお手本を見ていません。

 

明るくポジティブな子に多い傾向だなと思います。

 

細かく見る努力をしつつも、まとまって見える書き方を優先して教えます。

 

 

 

 

細かく見てそっくり書けることはすごい技術なのですが、お手本がないと書けないことになりやすいです。

 

 

組み立てを理解すれば、お手本がなくてもある程度整えて書けて、一生使えます。


↓同じことをやっています。