ブログ286回目
京の笑いは・・・
京都で 小学校の同窓会
8月31日㈯ 晴れ
11時に 小学校の校門前に 集合
この日に 家に帰るので 大荷物で 小学校に向かう
40年ぶりに 会う友達
緊張
しかし、実際に 会ってみると 一瞬で 小学生に 戻る
面影が あるし、話しかたや 声も かわらない
緊張が ほぐれて キャーキャー
そして、 みんな 集まって 校舎の中に入る
私たちが 作ったものではないが
卒業制作の 木製のトーテムポールや 給食室
小さめの 校庭
懐かしい~
校舎の中も 廊下が こんなに狭かったっけ? と思えるほど こじんまり
職員室や 保健室の位置も変わらず
本当に タイムスリップした 気持ちになる
さすがに 知っている先生は 誰もいないけど
懐かしい 場所に来て いろんなことが 思い出される
土曜日なので、6年1組の教室には 入れなかったので
ふれあいルームで
いよいよ タイムカプセル 開封
海苔の 瓶と 紙袋の中から 出てくるもの
『まっ茶色の プリント類
20年後の自分への作文
班ノート
劇の台本
劇の進行ノート
写真多数
大きな 山のポスター
折り紙で作った 輪飾り
ウイスキー 1瓶 』
この中に入れるものは みんなで 意見をだしあい 決めた
私は「500円札が 500円玉に変わる時期なので、500円札を入れよう!」
と 言っていた記憶がある
タイムカプセル を開けた瞬間から 歓声!!
みんな、テンション上がって 夢中で 読んでいた
1番ウケたのが 20年後への 自分
(プリントも、変色が)
みんなで、見せ合い
「どんだけ、ネガテイブな小学生やねん!」
「子供にみせられない アホな作文やん!」
「昭和まるだしな 内容やん」
私も、たいそう 上から口調で イケイケな 作文だった
12歳の 自分が精いっぱい 書いている
将来の夢は 小説家か 保母さんか 看護婦さん どれかになっていてほしい
そして、12歳の私からの お願いが 2つ・・・
・生きていてほしい
生命がなかったら、何もできない・・・と
・同窓会には 絶対に来て 先生や友達とタイムカプセルを開けてほしい
どんな用があって出席するように 命令されている
将来の夢は 叶っていないが
お願いは 叶えられた
タイムカプセル 開封には 時間がかかったけど・・・
そして 先生からの メッセージは
まっ茶色の プリント
これは、テストになっている
先生が手書きで作った テスト
国語、算数、理科、社会が 盛り込んである
それは、自分たち 6年生が 最後にやった テスト
そのテストは 採点されていないし 点数も かかれていない
予想点数の欄があり そこも、自分で書く
私は 70点予想 だった
そして、解答も タイムカプセルに入れてあった
同窓会の日に 自分たちで 採点するのだ
そんな、楽しいアイデアを 思いつく先生だった
他にも
班ノート
クラスを 6班に分け 毎日 1人が その班ノートをつける
日記みたいなもので、今日あったことや、気持ちなどを 順番に書く
昭和の小学生は みんなやったことがあると思う
その班ノートに 先生が 赤ペンで コメントを書く
その、コメントを 読んでいると 小学生に 戻った気持ちになる
その他にも、みんなで頑張った 劇
先生は 進行ノートを作って 誰々の 声が小さいなど 細かく記載されていた
知らない間に 撮ってくれていた写真
私たちが 成人したら 一緒に飲むつもりだった ウイスキー
そんな たくさんの想いを 受けとれた同窓会
大好きだった 山のポスターも 先生の元に 持って行ってくれた
奥さんは、すごく喜んでくれて 形見が1つ増えたと
私たちも、知らない話も聞けたけど
本当に もう少し、早く 同窓会をできればよかった
50歳をすぎると 何が起こってもおかしくない
この同窓会で
大事な 同級生が 病気で 2人も亡くなられていた
人生って長いようで 短い人は短いんだ
悔いのないよう
会いたい人には、会って、行きたいところには行って、やりたいことをやろう!
そんなふうに 思えた
意義深い 同窓会だった
企画してくれた人、参加してくれた人
本当に ありがとう