今は亡き父親の再婚相手がこの夏お亡くなりになり、相続のことでメインで動いてくれている姉が「相続税は発生しないです!司法書士がそう言ってたよ」と鵜呑みにして、全体の相続財産金額を把握しないまま相続手続きを兄と進めてしまっているような事を書きましたが、
 
相続税は故人の全ての遺産合計から計算される為に、いくら我々養子縁組してある子どもたちの相続分が非課税の範囲内でも、再婚相手だった奥さんの遺言によって親から引き継いだ市内でも一等地にある不動産や預貯金は奥さんのお姉様家族に相続させるとされていたのだから、全体では確実に相続税は出るはずだったんです(>_<)
 
 
しかも、二次相続の非課税枠は、
保険の500万円×法定相続人の数
以外に、
基礎控除3000万円に加えて
600万円×法定相続人の数
なのですが、
 
我子どもたち3人は養子縁組を組んでいる法定相続人な為に、控除も法定相続人3人ではなく、2人として計算しないといけなくなるのです。
 
案の定、ここにきて、奥さんのお姉様方の不動産の相続登記を依頼している司法書士から、相続税が発生しそうだから、知り合いの税理士を紹介するので、その税理士に依頼するようにと、急遽 電話が入りました💦 
 
また、税理士にお支払いする金額のお高いこと(>_<)
 
 
相続税の申告期限は10ヶ月!
 
10ヶ月と聞くと、日数的余裕があるように思えますが、案外余裕はありません。
 
通帳も10年分遡りますから、その事を知らなかった奥さんは私が管理しだした以前の通帳も破棄してしまってあったので、結構高い金額をお支払いして履歴を銀行から取り寄せないとならなくなります。
 
 
ネットバンキングでインターネット管理しているならいいのですが、紙媒体の銀行通帳は少なくとも10年分は手元に置いておくようにしましょう!
 
 
相続税の申告期限10ヶ月まで、もう猶予は数ヶ月しかありません(>_<)  
 
 
 
奥さんは孫たちにも少額ですが1つの生命保険に対し、義理の孫全員が相続するように複数受取人として指定していました。
 
お年玉のような気持ちで遺してあげたいと思ったのでしょうね。なので、義理の孫たち各人でも戸籍謄本と住民票を準備しないといけなくなりました。孫たちも按分計算により相続税を少額ですが納税する事になるでしょう。
 
 
 
私も、この関係で、自分の家族全員の写しがある戸籍謄本と住民票を役所で取ってきました。
 
結婚した次男の欄は大きく「除籍」と書いてあり、現在住んでいる分譲マンションの新住所を「本籍」としてありました。
 
本籍の変更は私にも息子から相談があり、それまでの本籍地は数年後には他人の手に渡る住所なので、今住んでるマンションの住所を本籍地にしとくのもいいだろう…と夫婦の本籍変更もついでにしたのでした。
 
 
新たな夫婦の戸籍で、家族を形成していく次男たちカップルです。
 
息子の「除籍」と新たな「戸籍」を見て一抹の寂しさを覚えました泣き笑い
 
 
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彼女さんのご両親とのお付き合いも息子は始めることになり、それは我々夫婦は関与しない領域。
 
この当たり前の事を人々は結婚を機に やってきているのですが、
 
それは、私にとっては、父親の再婚においても同じでした!
 
 
親子の絆は、私の結婚によっても父親の再婚によっても消えることはないのですが、
 
それでも、私は私の結婚で、父の領域外のところで夫の親族たちとのお付き合いも始まりましたし、
 
父は父の再婚で、再婚相手の奥さん方の親族との付き合いが始まり、そこは我々子どもには手の届かない領域の世界でした。
 
 
奥さんは、父の子世帯と一緒の外食くらいは楽しんでくれてましたが、旅行まではこちらがいくら誘っても強く拒んでいたので、私に対しても嫉妬する奥さんは、私が父だけを旅行に誘うことを許してくれませんでした(>_<) 
 
父も奥さんの言いなり( ̄ー ̄)
グチグチ言われるのが面倒だったのでしょうね𐤔
 
 
なので父が再婚した後は、息子達がまだ幼かった時に1度だけ1泊旅行をしたのが最後でした。
 
私は弱ってきた父だけを連れて最後の思い出に近場旅行を企画しましたが、それすら奥さんはわざと自分の親戚との旅行をその日に合わせてきて、私たち家族と父との旅行を阻止してきました(>_<) 
 
 
奥さんが透析で病院に行っている間に、私が老いた父を喫茶店に連れ出すだけでもヒステリーを起こして私に怒鳴ってくるように奥さんもなってましたから、ましてや旅行なんて許せなかったのでしょう(泣)
 
 
認知症になりかけてた時期だったとはいえ父も私たち家族との旅行を楽しみにしていたのに、すっかり妻の言いなりでした。
 
 
2019年の春、父と奥さん2人とも同じ病院に入院している間に、私は2人で入る老人ホームを見つけて、引越しを完了させ、マンションの売却もするように奥さんから頼まれました。
 
それで、両親の3LDKのマンションの片付けを1人でしていたわけですが、写真の整理をしていた時に、アルバムを初めて見て、父は奥さんとだけでなく、奥さんの両親やお姉様夫婦とも旅行を何度もしていたんだな…と思い知らされましたキョロキョロ
 
その事はなんとなく知ってはいましたが、こんなに沢山妻側の親族とは旅行していたんだ…と思うと、父と我々実子たちとの大きな隔たりが、父の再婚によって もたらせれてしまった事実を改めて思い、寂しさに包まれました ショボーン
 
 
このように、父は父で再婚によって相手方とのお付き合いを重視していったわけです。
 
 
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その昔、奥さんのお父様の葬儀の時は、我々夫婦は一般弔問客席から親族席に座る父を眺めており、式が終わると火葬場にも誘われずに帰宅しました。
 
その後何年も経過し、病気で出席出来ない父に代わって姉が奥さんのお母様の葬儀に出た時、私は奥さんと関係をこじらせていたので葬儀列席を欠席させてもらいましたが、姉が長女と2人で出席し、親族席に案内されてその後の会食もおよばれしてきたそうなので、良かったと思いました。
 
 
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このように、子側が大人になってからの親の再婚の場合は、親は親の新たな人生を歩み出すことを意味するのです。
 
子側も、父親の再婚なら婿に、母親の再婚なら嫁に出したくらいの割り切りをしないと、子の側は寂しくて辛い気持ちになるでしょうねショボーン
 
 
 
それが特に母親の再婚だった場合、母親も恋する乙女になっていて再婚相手との生活に意識が向きすぎている人もいるのだろうと思います。相手との親族の付き合いも発生しますしね。
 
 
 
再婚した母親であっても、ご自分の第2第3の人生に夢中で、「私は出産子育てが大変で少しは母親にも子育てに協力して欲しいのに協力もして貰えないショボーン」「再婚相手と旅行とかしていてこちらに寄り付いてもくれないえーん」と子の側は嘆きたくもなりますが、そこは母親を嫁に出したと思って諦めるしかないのかもしれません。
 
このような場合、全ての母親がそうなるとは限らないので、余計に自分の母親が冷たい気になってきます。
 
子は母親に母性を求めますから、それが叶わないとなって諦めなければならない時は辛いです。
 
 
親たちの離婚では、特にいがみ合って別れると、子は大抵は母方についていきますから父親を実質 奪われます。
 
父親をなくしたような形になって今度は親の再婚。まだ気持ちは親を求めているのに、親子の絆まで希薄になっていく感覚は本当に寂しいですね。悲しいし辛いですね。
 
 
母親に母性を求め期待するから辛くなる。
 
 
DVとかモラハラを繰り返していた親なら決別すればいいですが、そうではなく、愛されてきたという自覚があるなら、母親の母性を諦めて、互いに結婚している姉妹のような関係に気持ちを切り替えていく事になっていきます。
 
 
元々大っ嫌いな母親だったなどの余程の事情がない限り、子側の幸せのためにも、子のほうから親に絶縁を突きつけるという極端なことにならないようにと思います。
 
 
 
 
次男の「除籍」の文字がある戸籍謄本を眺めていたら、自分の父親の再婚で父親を半分失ったような気持ちになって辛かったことを想い出してしまい、このように色々なケースのことを考えてしまいました…💦