⚠大学受験初心者向けの記事です

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上記ブログの続きです


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【傾斜配点】

 

2014年現役時の息子は、自治医科大学、防衛医科大学、国立宮崎大学前期の3大学全てが不合格。国立宮崎大学後期は足切りにあいました。

 

それで、国公立大学前期試験日よりも後に2次の面接日があるという、私立にしては遅い時期に試験日を設定してくれている愛知医科大学のセンター利用の地域枠にチャレンジしたという流れ。

 

 

愛知医科の地域枠は、息子にとっての まさに最後の砦だった。

 

 

2014年は、5名の募集枠に対し、合格者5名中2名が国公立の後期で合格した為 入学を辞退し、補欠の上位1番と2番が繰り上げ合格となった。

 

息子の補欠順位は3番。

次に繰り上げ合格が回ってくるなら息子の番だ。

 

繰り上げ合格の電話連絡をまんじりともせずに待つ辛さを当時のブログで綴った。

 

 

宮崎大学前期成績開示の結果では、息子は6点不足で、合格点まで及ばなかった。

 

センター点数不足の息子は、二次の過去問では、自分のセンター得点と合算しても合格点に常に達していた宮崎大学を出願先として選び、二次逆転を狙ったが力及ばずだった。

 

 

時間をかけてじっくりと行う愛知医科の面接は、合否に関わる大きな要素とは言え、当然ながら、やはり学力上の得点ありきで、その上での面接である。

 

次男現役の2014年、愛知医科大学のセンター試験利用入試合格者の平均得点率は90.1%

 

地域枠合格者センター平均得点率は88.0%だった

 

地域枠の合格者のほうが、平均得点率が低かったことが分かる。

 

センター得点率が82.4%しかなかった息子。

国公立医学科合格を手にするには、二次逆転を狙えるギリギリのライン。しかも、センターリサーチの結果、地方の極限られた大学に絞るしかない崖っぷちの状態だった。

 

そんな息子が、何故 愛知医科大学センター利用の地域枠で補欠3番に入れたか?

 

お子さんが初めての大学受験でも、受験情報に詳しくなってる方はお分かりですね!?^^;

 

ここで、センター得点率が「88%なんてないから無理~(>_<)」と、センター利用入試出願を早々に諦めたらダメ。

 

息子の愛知医科大学のセンター利用地域枠に出願した際のセンター得点率は、なんと、87.94%!

 

実に、合格者平均まで0.06%という僅差だった

 

 

なぜ、82.4→87.9% というマジックが起きるのか?

 

 

それが、大学受験生の知識として必須の傾斜配点なのです!!

 

 

2014年時の愛知医科大学センター利用地域枠

試験科目と配点は

 

国語は、現代文のみ 100点

数ⅠA          100点

数ⅡB         100点

理科2科目 200点

英語         250点

 

このように、社会科目は換算されず、英語は50点増し。

 

国語は漢文古典で失敗した人は、その失敗はなかったことになる。

 

 

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このような傾斜は、一般の共通テスト利用入試でも、国公立大学一般入試でも同様!!!

 

 

国公立大学でも共通テスト5教科7科目に傾斜をかけている大学が多くあるので、第一志望である出願予定大学の傾斜を事前に知って、共通テスト理科の比重が大きい大学を受験予定なら理科の勉強を重要視するなど、勉強上の戦略を取る人もいますから、そこを知っておくことは大切です。

 

 

だから、縁起でもないことを書いてしまいますが、

 

共通テスト しくじった~(>_<)

 

自分は国公立大受験の土俵や共通テスト利用の私立受験の土俵から外れてしまった!

 

と共通テスト試験後の自己採点で嘆くかもしれない来年1月・・

 

このときでも

 

嘆くのはまだ早い!

 

ということを思い出して冷静に!

 

 

共通テストリサーチなどは、その各大学の傾斜まで加味した上で判定を出してくれますが、予備校にリサーチをお願いできる大学名は限られます。

 

自分でもリサーチのサイトで各大学の傾斜を見て、パソコンとにらめっこして、じっくりと検討しましょうね。

 

 

その時の我が家の様子↓

 

 

 

 

 

こんなことが必要になったのも、センター試験(共通テスト)でビハインドが大きすぎたから笑い泣き

 

諦めない・・という執念ですよねビックリマーク

 

 

浪人時の90%近くあったセンター試験では、こんなことはしなくて済みました。

 

 

 

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 我が家が情報収集で参考にしていた雑誌

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