1つ前のブログで、気功に以前から興味があったというコメントを頂きましたので、ざっくりと気功の種類について書いてみますね。
気功は保健医療気功としての「軟気功」と、武術気功としての「硬気功」に大別されます。
私が通っている気功教室は、何歳になっても続けられそうな健康目的の「軟気功」です。
軟気功は、緩やかで優しい動き、力を抜く動作が多く、身体に力が入りがちな人は脱力し体を緩める事を体得出来るようになります。
中医学の陰陽五行、黄帝内経(こうていだいけい)という書物の内容を学ぶ座学の時間もあり、講義の後に気功を行っています。
軟気功は自分で気を養う「内気功」と、自分で養った気を他人に与える「外気功」に分けられます。
私が通っている教室は「内気功」のほうで自分の心身の為に通っています。
素敵な音楽をかけながらの先生の動きを真似るだけですが、慣れてくるとほぼ目をつぶって動作でき、何も考えずに自分の内側と向き合う事がとても心地いいんです🍀
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私は教室の先生から専門コースに誘われてますが、専門コースは気を他人に送って体調不良を治癒に導く「外気功(がいきこう)」を学ぶそうなのです。
外気功は中国伝統の民間療法、代替治療であり、統合医療の1つと捉えればいいです。
私は日本で生まれた「霊気(レイキ)治療」(中国の気功よりは歴史はかなり浅い)とよく似た「外気功」を否定は決してしませんが、スピリチュアルを好む患者さんが盲信してしまい西洋医学を遠ざけようとする人も一部にいらっしゃる気がして、一歩間違うと危うさも秘めていると思っています。
そこは、施術者自信も西洋医学の否定に入らずあくまでも副次的な治療であることを自覚し患者さんたちにその事を伝えていく謙虚さが必要だと思うのです。
義妹がこの「霊気」でがんの寛解を目指したいと、がん治療に入る前に言い出したので、私は大反対し、西洋医学の標準治療(手術、放射線、抗がん剤) で寛解を目指すように説得しました。霊気の指導者のとこにも訪れ、義妹を西洋医学の治療を受けるように説得して欲しいと頼みにも行き、私も義妹を助けたくて必死でした。
統合医療は西洋医学の治療の補助的なものであることを知ることが大切で、統合医療を盲信し極端に走るのはよくないです(>_<)
義妹も西洋医学の治療を受け入れてくれましたが、根底に標準治療への恐怖がありうつ病になっていったと思っています。
けれど、よく効く分子標的薬の投与を受けていなければ、進行が早く怖いタイプのがんでしたので今頃寛解出来ていなかったどころか、命を落としていた可能性もありました。
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武術気功としての「硬気功」は、 体に氣を巡らせ、一瞬だけ皮膚を硬直させるなどの防御技とされています。
具体的には、太極拳が硬気功に当たります。
太極拳の呼吸法も軟気功と似てますが、動き的には太極拳のほうが複雑な動きで、太極拳も体験しましたが、私には太極拳は難しく軟気功のほうが向いていました。
けれど、軟気功の教室よりも硬気功である太極拳の教室の方が数が多く、教室を探しやすいようですし、実際人気ですね。
気功はYouTubeを見ながら自宅でも出来ますから、今は便利な時代。
けれど、やはり直接指導を受けるのとYouTubeとでは場の空気が全然違いますし、吸って吐いてなど呼吸法もYouTubeだと分かりにくいので、教室に通うことをお勧めしたいです。
私は意思が弱いので、お金を支払って教室に通わないとなかなか継続出来ないため、教室に通うようにしています(´•ᴗ•;ก)
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硬気功の太極拳の動画です
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流派も色々ありますし、先生の質も色々
仕事があるとなかなか通うことは難しいかもですね(´・_・`)
まずは体験からとはいえ、良い教室が近くにあるといいのですが…
ヨガと違って教室は少ないので( •ࡇ•ˋ )