今朝のTV番組「サンデージャポン」で放送していた内容を、自分自身の為にも記録として以下に残しておこうと思います。
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10月は乳がん検診の早期発見を呼びかける
ピンクリボン月間
国立がん研究センターによると
生涯のうち女性の9人に1人はなる
と言われている乳がん
割合的にかなり多いですよね(>_<)
特に血縁者に乳がんになった人がいたら30歳過ぎの若いうちから毎年検診したほうがよさそうです。
仮に30歳から80歳までの50年間を毎年2万円かけて検診したとして100万円を必要経費と考えるか、手遅れになって死亡率が高くなるリスクを考えても100万円は高いと考えるかはその人次第。
完治のカギとなるのは早期発見・早期治療
日本乳癌学会の登録データによると
検診で見つかる人の7割がステージ1
とあるように、
検診が非常に大切な病気と言われている
国立がん研究センター出典によると
5年生存率は
ステージ1で 99.8%
ステージ2で 95.5%
ステージ3で 80.7%
ステージ4で 38.7%
一般的な乳がん検診と言えば
マンモグラフィ(5000~8000円程度)
エコー検査(4000~6000円程度)
裸になって挟まれ、人によっては結構痛くて、二度と受けたくないという人もいたりする。
そんな課題を解決するため「痛くない乳がん検診」が登場している。
それが
無痛MRI『ドゥイブス・サーチ』
というものらしい。
無痛MRIは、穴が空いていて乳房を圧迫しないから全然痛くないという仕組み
豊胸手術や乳がん手術でインプラントが入っている人は乳房を圧迫するマンモグラフィ検診は出来ないが、ドゥイブス・サーチなら検診出来る!
今までの検診に比べると精度はどうか?
うつ伏せになるコイルのところ360度全部に感度があるので3次元的に撮れていて、脇の下も乳房も後ろの方もうつり、死角がゼロという特徴がある。
一方、これまでの一般的な検診方法では残念ながら少しだけ後ろの方がうつらなかったりして10~15%くらい画像にうつらない部分があるという検査が多かった。それで検査漏れというのは有り得ることだった。
裸になるのが恥ずかしい、痛いのが嫌だ!などの理由で検査から遠のいて手遅れになるのをこの機械の開発者は沢山みてきて、手遅れを少しでも防ぎたいという思いで開発されたのがMRI撮影装置「ドゥイブス・サーチ」だった。
着替えた服を着たまま穴の空いた部分に乳房を入れて15分間うつ伏せ寝になってるだけで検診を受けられる。女性にとって裸を見せなくていいのは嬉しい♡
機械音を防ぐための耳栓・ヘッドセットを付け、MRI装置の中に入っていく。
うつ伏せなので、狭い所が苦手な人も周りが何も見えないから苦痛を感じにくいメリットも。
検診料は税込22000円前後
一部の自治体では補助が受けられるようになっているから要確認!
約2週間後に
乳がんの有無以外にも他の異常もないか書かれた検査レポートが届く
この検査装置を開発したのは
東海大学医工学科の高原太郎教授
工学部に医工学科と言うのがあるのですね!
開発者の教授は、男性から女性に検診券をプレゼントする文化をつくりたいと番組内で次のように話されていた。
「女性っていうのは、ご家庭があれば旦那さんとかお子さんとか親御さんとかいろんな方のことをみてるから自分の事が最後になっちゃうんですね。だから2万円を家計から出すっていうのは難しいです。そういう時に例えば旦那さんからあるいはお子さんからプレゼントしてもらったら検診を受けられますよね。そういう社会を作りたいって思っています」
無痛MRI『ドゥイブス・サーチ』
に関するホームページはこちら↓
全国の検診出来る病院名一覧も掲載されています。
この検診が全国38カ所だけでなく、今後はもっと多くの自治体で受けられるようになっていくといいですね