『高齢の親のメンタルの変化に違和感を覚えたら、見ておいて損はない動画』
というブログタイトルにさせて頂きました。

私だけでなく夫の親族全員が、高齢者うつについての知識がもともとありませんでした。

そのことが、7年前に直腸がんを患って入院した時の、姑の人が変わったような変化が何なのか、分からずに心底戸惑いました(>_<)

内科や外科に入院していても、患者の心(脳)の中で起きている異常について、もともとその人の姿を知らない医療スタッフたちは、最初からこういう人なのか•́ω•̀)?との決めつけが入りやすく、患者の性格の変化に気づいてもらえません。よって、心療内科や精神科へのアクセスへの道筋をつけてくれることは滅多にありません。

認知症と思える症状ですら、老人にはつきものと思い込み、急激な変化がおとずれている事に気づいてくれませんから、家族がその変化に気づいてあげないといけないのです。

ところが、このコロナ禍の面会禁止や、自宅にいてもコロナ感染を警戒して独居している親に会いに行かなかったりすると、久しぶりに会った親の変化に愕然とするかもしれません。

普段からその人のことをよく知っている身内の者が異常を感じたら、早期に動けるかどうかが、高齢の患者本人の為にも大切なことになってくるのにです(´・_・`)

その為にも、子ども側が知識をつけておく必要があると思うのです❣️

7年前の姑の場合、入院中に起きたせん妄や不眠を皮切りに、退院後も続いた抑うつ気分、気力低下、不安感、長く座っていることが苦手になってきた、短気などの症状が続きましたが、それでも、精神科に繋げようとする切迫感がなく、外に連れ出しては少しずつ前に向かせるように仕向け、だましだまし過ごしてきました。

今回のブログを書くにあたって姑の変化を再確認しようと、動画を見直してみました。

まだ2018年4月、4年前の動画を見ると、ほんの少しだけですが私の息子たちと旅先でテニスをしたり、私と卓球対決をして姑が勝つなどしている姑の姿が残っています。御歳78歳でした。

姑は高校時代テニス部でした。昔取った杵柄でやってみたくなったのでしょう(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡

姑の元気を取り戻したかのような好転が嬉しくて、動画を撮っておかなきゃ(՞ټ՞☝と思ったのを鮮明に覚えています(*^^*)



この時の動画を見ると、姑は今よりもだいぶ肉付きもよく、髪の毛も染めていて美容院で長時間座っていることも出来ていたということです。

この時の旅日記はブログでも書いたのでよく覚えていますが、ついこの間のような気がします。

なので余計に、このコロナ禍で一気にメンタルの坂を転げ落ちていき、慌てて精神科に連れて行ったのですが、どうしてこうなってしまったかな~と、悲しくなってしまいますショボーン


平成26年(2014年)に行われた、慶応大学病院 医師会による市民公開講座
『高齢者のメンタルヘルス』
というYouTubeがあります。内容自体は古くなっていないはず。


ブロ友さんたちは私と同年代の方々も多くおられますが、我々はいわゆる介護世代(>_<)

親の内臓疾患の病気があれば心配ですが、それ以上に身内の者たちを不安に陥れるのが、親の性格の変化です。

その性格の変化には、老人特有のうつや認知症が隠れていることも少なくないそうです。

高齢の親の性格が少し変わったように思えて違和感を覚えたり、困った感じになってきたな…と思うことはよくありますが、歳のせいにして放置しがちです汗

なので、まだ親は元気ですという人であっても、高齢の親がいる限りは、いつかその時が来てしまったら、放置し過ぎず、なるべく初動段階で対処してあげられるように、こういう知識を身内の者たちも持っておくことは大切なことのような気がしてますので、YouTubeを貼らせてもらいました。