共通テストが終わった今、私立は受験しない、志望校も変えないという受験生もいらっしゃり、そういうケースでは、今の時点で浪人決定という人もいます。
受験生さん家庭のブログを拝見していたら、
『予備校とかでは既卒生というのに、世間ではなんで「浪人生」という言い方をするんだろう?
江戸時代の「浪人」という言葉から来ている響きがなんだか嫌だわ(>_<) 他にポジティブな言い方はないかしら?』
というような意味の親御さんの呟きブログをお見かけしました。
私自身が浪人した時も、息子が浪人生になった時も、「浪人生」という言葉について深く考えた事もなかったですが、確かに、もっと前向きな世間的呼称に変えることって出来ないですかね?例えば再チャレンジャーを短くして「再チャレ生」とか、夢を追いかけることを諦めない人という意味で「ドリマ」とかね(笑)
けれど、言い方はどうあれ、今の日本社会で立場を表現するのに通用するのは「浪人生」という呼称であるのは事実なのですから、拘っている時点で気持ち的に負け?のような気もします^^;
理由は、浪人生という立場の何が悪い?劣等感を持つ意味ある?だからです(^^)
本人と家族にとっては大変な1年をもう1度するわけですから「浪人」そのものが歓迎されるものでは無いのは事実ですが、大学全入時代の今、妥協しないで高みを目指して頑張ることを決めた強い人なのですから、世間から見たら「浪人生」は頑張り屋さんたちです( ^罒^ )v
うちの子は宅浪しなかったので宅浪家庭の気持ちは想像しかねますが、予備校に通うことに決めた我が家は、親としても浪人が決まって気持ち的に辛かったのは予備校が始まるまでで、予備校が始まってしまえば少なくとも「河合塾生」としての呼称があり、所属意識も生まれて気持ちも楽になった気はします^^;
「〇〇高校の生徒」から、「河合塾(本科生)の生徒」に所属が移っただけですから(笑)
「どこの大学に行ってるの?」と聞かれたら「河合塾生」になりました^^; と明るく返事したこともあったな~
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そもそも、大学受験にもう一度チャレンジする既卒生の事を「浪人生」と言うようになった歴史はどのような理由からか…
その点について書いてあるコラムを見つけました。
↓↓↓
コラムによると
現役で大学に入学するのが当たり前の日本、あるいはアジア圏だけの文化的背景が、同世代の人達よりも出遅れた感を生んでしまっているだけで、
世界を見渡せば「浪人生」に該当する英語はなく、概念そのものを説明するのすら難しいくらい、高校卒業後ストレートで大学に入ることは当たり前でないのがスタンダードだったりするようですね!
浪人生という言葉の起源を知って面白~(笑)というくらいの余裕をかますくらいの親ごさんのほうが、子どもさんの気持ちも楽になって丁度いいくらいと思います
それよりも、受験が3月まで続く人たちは現在も受験勉強を必死にしています。
今の時期に浪人が決定した人は、宅浪でない場合は予備校を早々に決める事と、ほんの少しだけゆっくりしたら、ガチで受験勉強を始めてください。
もう1年は長いように思いますが、実際はあっという間に次の共通テストの時期は来てしまいます。それくらい、浪人生の1年間はあっという間に過ぎ去ってしまいます!
もう1年頑張ることを決断したお子さんを誇りに思って、親御さんも(๑•̀o•́๑)۶ FIGHT☆