次男の今日の出来事の話し

午後3時半頃からの引越しに伴う荷物搬出の前に
昼前から通院で病院へ出かけた。

電車を降りて通院先へ急ぐ途中のこと

歩道横の道路は片側3車線の街中
凄い音がしたらしい。

自分のすぐ横の道路で、走っている車にバイクが突っ込んだのだとか。

バイクの人は大きく転び、怪我をした様子で道路の真ん中で動くことが出来ずにかなり痛そうにしていた。

通行人の1人の男性が怪我した人のもとに駆け寄り声をかけた。息子もすぐにその人の後を追うようにして駆け寄った。

怪我人の様子を見ている男性は、「自分は救急隊員です」と息子に名乗った。

もしも意識を失ったり心肺停止で心臓マッサージなどの事態になったら自分も交代できるという信頼感を救急隊員を名乗る男性に与える為、息子も「僕は医学生です」と名乗ったのだとか。

息子は救急隊員を名乗る男性に怪我人の事は任せ、自分は救急車を呼び、警察に電話をかける役割を担った。

警察と電話を終えようとする頃には救急車が来た。

息子は通院先の予約時間がきていた為、救急隊員の人にあとは任せて自分はその場を離れ病院へ向かわせてもらった。


ただこれだけの事だったらしいのですが

「街中で人波がある中、交通量が多い道路の真ん中での事故ゆえ、バイクを動かすなどもう少し応援に駆けつける人がいてもよかった気がする。けれど、大勢の通行人の中で実際に助けに動いたのは俺たち2人だけだった。

ああいう時とっさに動いたのは、たまたま救急隊員と医学生という救命知識がある2人だけ。救命知識がないと何をしていいか分からないから、咄嗟にはなかなか動けないのかもね…」    と息子。


帰宅後は引越し準備で、残りの荷物を大急ぎで詰め込んでいた。それから引越し業者が来てマンションと物置になっている昔の家2ヶ所からの搬出。搬出が終了したのは19時半だった。

引越し作業に加えて昼間の事もあり、流石の息子も今日はクタクタになったようで、今10時半ですが息子は既にベッドの中あせる

以前、ブロ友さんの医学生だったお子さんも、目の前で人が倒れて友人たちと救護したと書かれてました。

そういうのを引き寄せてしまうというよりも、救急隊員は当然として、医療者もまたこういうとき使命感に駆られて体が動いてしまうのでしょうね。


4月からの息子のお仕事は当然ながら即戦力にはならず勉強させて頂く立場の研修医だけど、今日の息子の出先での出来事を聞いて、お仕事も頑張って欲しいなーと思ったのでした。