モンゴメリー、太宰治、全く毛色は違うけれど、中学生の頃から、気に入った作家がいたら、続けて同じ人の作品を読みたくなるのは、今も変わらない(^.^;
 
9月から読み出した川渕圭一著作本、4冊目
 
2006年刊行 のこの本をkindle版で読んでみた。
 
 
若くして出世欲が高く野心家の優秀な研修医、吾郎
 
病院で亡くなった元患者のゴローが幽霊となって吾郎の前に現れた。
 
ゴローの姿は吾郎だけにしか見えない。
ゴローのやり残したことを頼まれる為に、ゴローから選ばれてしまった吾郎
 
ゴローとの出会いで、人として変わっていく吾郎
 
爽やかなすがすがしさが残る読後感
 
若い医学生さんにもお勧めですウインク