他のブログで、受験生の保護者様であり、かつ、私立医卒の女医さんでもある方から、昔のこととはいえ、現在と共通する部分もあると思うので参考になれば・・・と頂いたメッセージを頂きご紹介しました。
その女医さんから、再度ブログに掲載してください…とのメッセージ(青字)を頂きました。
黒字は、私が書いた補足です。
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あゆみさんの(一つ前の)記事を拝読し思い出しました!前回書いた留年しまくっていた人達のことです。
そういえば、
(留年した人たちは)みんな再試の嵐でした。
うちの大学、面倒見が良い?
のか再試はかなりの回数やってくれていたようで、再試、再再試、再再再試‥と、延々と続くと各科の再試が際限なく増え、
そうすると再試の勉強のために次の他科の本試の勉強ができなくて、また落とすという負のスパイラルに陥っていました。
(補足)
現在は、再試があっても一度までで何度もやってくれる大学は減っているかもしれません。けれど、たった一度の再試でも負のスパイラルに陥ります(>_<))
そうすると長期の休みもまるつぶれ、本人のモチベーションも下がり、この再試の嵐をこなすより留年して一からやり直した方が楽かも‥とあきらめてしまう。
すべて本試で通れば留年しないのは当たり前なのですが、落としても再試頑張ればいいや、ではなく、実際には全部は無理でも医学部の勉強はすべて本試で通す!という気合いが大事なのかもしれないと思いました。
それから、彼らの名誉のために少し追加しておくと、留年しまくっていた人達も、無事卒業し無事国試合格したのち各科にフィックスしたらば患者さん思いの良い医師になっている人がほとんどです。
私学なので優秀な研究者は少ないですが、良い臨床医となった人はたくさんいます。
学生の頃は医師に向いてないんじゃないの?
と思った私ですが
彼らは医学部の勉強のコツがわかっていなかっただけであり、医師の適性とはまた別の話だったと、医師になってからわかりました。
本当に人の痛みがよくわかり、優しくて、後輩の指導も上手い先生になっていたりするので、大学受験や大学に入ってからの試験で学力ははかれても、医師の適性は判断できないのだな、と思います。
前回、留年している人達って大変だと言っているけど、本当は遊んでいて真剣にやっていないのでは?
という意見に対し、
やっていてもできない人がいると思う、
と擁護?するつもりで書いたのに、私の書き方が冷たくて反対に批判しているような文章になってしまったので、(再度メッセージをブログに)載せていただけたら嬉しいです。
ブログって難しいですね‥
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以上です。ありがとうございました<(_ _)>
私には、留年する人を擁護するつもりでメッセージをお寄せ頂いたことは十分に伝わってきたのでメッセージを掲載させて頂いたのですが、それでも、傷つく人がいる。
確かに難しいですね。
【言い訳】
「留年」のテーマを取り扱うというだけで、この春、お子さんが留年された保護者様が読むと傷つくという側面もあったかと思います。
「留年」という繊細なテーマでブログを書くという時点で地雷を踏んでいるのかもしれません(>_<)
また、今の時期、まさに留年確定者が出る時期でもあるので、そのような時期に「留年」をテーマにしたブログを書いたこと自体私も配慮が足りなかったなと反省です。
多分、我が家が留年経験者なら、印象はまた違ったと思いますが、そうでない者が書くと、冷たいものを感じるのかもしれません。
もしも、ぐっさーと胸につきささった方がいらしたら申し訳ないと思います<(_ _)>
ご容赦ください。
「留年」という繊細なテーマとは時限が違うとはいえ、
「大学受験、第一志望合格しましたー♪」
とブログを書くだけでも、
不合格だったり浪人決定したご家庭の人が読むと
不快に思うケースがあるのと似ているかもしれません。
けれど、現実は現実です。
厳しい現実を書けばそれだけで不快に思う人はいる。
私のブログは、傷の舐め愛でも慰め合いでもありません。
どちらかというと私は、逆境にあっても立ち直り、気持ちを切り替えて前を向く人が好き。
保護者同士気持ちに寄り添うことは大事とは思いますし、書き方に配慮しなければなりませんが、
情報提供系を目指している以上、現実を書くこともまた必要なことであり、あまりにも臆病になっているとブログでは何も書けなくなるので、ある程度、割り切るしかないのだろうとは思ってます。
ご理解頂けるとありがたいです<(_ _)>