昨日は、日本武道館で東大の入学式。

 

最初は、大学院で親が入学式に行く人いるの?と、全く行く気が更々なかった我が家。

 

もしも北大の大学院に進学していたら、新学期が始まるくらいの感覚だったので、尚更絶対に行かなかったと思います。^^;

 

東大の入学式は、保護者が2名までと決められており、入場券が配布されます。

 

そのことを姑に伝えると、自分も行きたいと当初言ってくれたので、それならおばあちゃん孝行と思い、私と2人で行く予定をしました。

 

ところが、急遽入った手術で、退院はしたものの、腸閉そくのリスクを考えるとゴールデンウィーク明けまでは遠出は禁止と医師から止められてしまいました(>_<)

 

すると、子どもたちの運動会や入学式や卒業式など学校関係の行事には一度も出たことがない仕事大優先の夫が、仕事関係者とそういう話になった時に、「それは最後くらい行ってきなさいよ。一生かみさんに恨み節されるぞ」と言われて、初めて、仕事を休んでまで行く気になったようなのです。

 

私はそういうことで、夫にぐちぐち文句を言ったことは一度もないのですけどね^^;

 

家族内の役割分担くらいに考えていますし、夫も子どもに愛情がない訳ではなく、受験や学校行事にはあまり興味がないだけ、仕事優先なだけの夫なので、私も中途半端に口出しされるよりはよほど楽でいいのですが、折角夫がその気になったのだからと夫婦で行ってきました。

 

その代わり、姑と一緒なら、宿泊して東京観光もしてこようと思っていましたが、こういうプライベートで仕事を休むことが初めての夫は、途中も仕事の電話が何度かかかりましたし、勿論日帰りですから、私的にはちょっとがっかりでした(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

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朝家を出て、まずは、初めて見せてもらう息子の下宿先に直行。

 

最寄り駅まで息子が迎えに来てくれて、お部屋に。

 

息子がスーツに着替える間、私は干されていた洗濯物をたたみ、気になるトイレと床を拭き掃除^^;

 

狭い部屋ですが、キッチンの食器やフライパンはきれいに洗われていました。

 

簡単な料理もしているらしい。

その点は、えらい、えらい! 貧乏学生だから、兎に角食費も節約らしい(笑)

仕送り額も息子のほうから、少ない金額を提示してきて、バイトもするしそれでやるからいいと言うので、私はもっと多く仕送りするつもりでしたが、かなり少ないと私的には思う金額で暮らすつもりのようです。

 

近所の、観光地にもなっている賑やかな商店街を通りぬけて、3人でランチ。

 

こんないろいろな楽しそうなお店が一杯あったら、暮らしていても楽しそう。

お弁当屋もすぐ近くにあって、飲食店もたくさん!

「こりゃいいわ!私が住みたい!!」ってなりました♪

 

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この日は、午前が学部生の入学式で、午後が院生の入学式。

 

一日がかりの、管弦楽団、合唱部、大学関係者は大変ですね(・_・;)

 

日本武道館の門をくぐる長男の後ろ姿。

 

 

スーツに小さな巾着みたいな皮のカバンをリュック掛け。ダサい(>_<)


 

大学院の入学式にこれほど多くの保護者が来るとは予想外でした^^;

 

これでもまだ、入場途中です。




式が始まる前の会場 とはいえ、学部生よりは人数が少ない院生の入学式ですから、さすがに武道館が満席という程ではないですね。

けれど、次男の大学の入学式の時は、院生の入学式も学部生と同時に執り行われ、各院生ごとに呼ばれて起立したのでわかりましたが、100人いるかいないかという感じでした。

それに比べて、さすが研究者養成系の東大。院生の人数もハンパないです。

研究系、専門職系、修士、博士、全部合わて4000人くらいの入学生です。



 

 

緑の縦ラインの服が 総長、副学長及び理事5名、理事2名

 

赤の縦ラインの服が 各大学院、専門職大学院、センターの科長さんたち

中にはノーベル物理学賞を取られた梶田先生も・・

満場の拍手の中、物々しく入場

退場する時も、満場の拍手の中、物々しく退場

厳かな雰囲気作りと、彼ら優れた研究者たちへのリスペクトの意味も込められているのかもしれませんが、ひねくれた私は、なんだか教授陣が主役の入学式みたいだな?!と少し違和感を感じました(・・;)

これも大きな声では言えませんが・・・


 

 

式が始まる前は、応援団とチアガールの応援

 

応援団長は、次々に席に着く会場の人々に配慮してか、4回も「群馬県〇〇高校出身~~~法学部4年 〇〇〇〇~~~」と出身高校と名前をフルネームで自己紹介(笑)

 

式が始まると

 

・東京大学音楽部管弦楽団の奏楽 ワーグナーのニュンベルベルクのマイスターシンガー前奏曲

・東京大学合唱部による 「大空と」

・総長式辞

・法学政治学研究科長式辞

・東大1回生から定年まで東大教授として東大と共に歩まれ、現在静岡美術館の館長をしておられる芳賀氏の祝辞

・入学生総代宣誓

・そして最後にまた 「ただ一つ」を会場総起立で、応援部の声援と共に合唱

 

 

1時間20分の予定が2時間近くもかかりましたあせる

 

学部の入学式とは、話の内容が違うのかな?

 

最初のうちは、興味深い内容に引き込まれるのですが、ここだけの話し、お三方全員の式辞,祝辞が長い!特に来賓の祝辞が自身の東大学生時代の話しから始まり特に長かった!(^_^メ) お三方の学才色豊かな話しの内容は、ほぼ3回連続で学術講演会に行った感じ(笑) まさに大学院の入学式でした。

 

入学生総代宣誓も、学生くらい短めにと期待していただけに少し長い(笑)

 

 

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帰りは、駅に向かう大勢の人の波を避ける為、隣りの靖国神社に参拝。

 

同じことを考える息子の友人親子に出会って、親同士も御挨拶。

 

授業は一週間前から始まっているのです。

 

履修科目を決める為のお試し授業なので、この間だけは、6限目の20時半までめいっぱい息子も授業を受けたそうです。それでLINEも既読がつかない程忙しかったのかえー?

今後は5限目の18:30くらいに授業はほぼ終わると話してました。

 

それにしても東大は時間割も長時間に変えましたね。

 

次男の大学は4限目までで、16時10分が最終なのに比べると、東大は1限目の始まり時間も次男の大学よりも早いですし、やはり東大生は大変です。

 

そんなこんなで、入学式時点で既に、息子には友人もちらほら出来ている感じなのでした。

 



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次に東大の赤門で写真が撮りたいというベタな希望を抱く夫のリクエストで、息子の案内で東大見学。
こちらも同じようなことを考えている親子が結構いました^^; 大学でも息子は別の友人に遭遇して、案外人間関係は既に出来てると感じました。 中には、息子の授業時間割の写真をとって、ほぼ同じような授業を取ったストーカー的?友人男子もいたとか(笑) わけわからん^^;

 

スーツで行った私は、ヒールで足が痛くなってしまいました。見た目よりも、履き心地重視のベタ靴で行くべきでした(-_-;)

 

東京は、電車間の乗り換え場所も遠くて本当によく歩く所です(>_<)


 

 

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夜ご飯も、普段質素な食事の息子に御馳走してあげたかったのですが、息子は、夜は大学近くの店で、同じコースの初の顔合わせ飲み会ということで友人をたくさん作るチャンス。事前に息子からそちらに参加していいか?と了解を取り付けられていたので、我々夫婦もそれなら、そっちにどうぞと、飲み会開始の19時ちょっと前まで息子が以前から一度入ってみたかったというカフェでお喋りし、19時前に息子と別れました。飲み会費用にと軍資金一万円を手に握らせました。あまーーい(芸人井戸田風)あせる

 

 

夫婦は、新幹線の中で駅弁を食べて帰路に着くのでした・・・