1つ前のブログでは、次男の現役時センター得点率は82.4%であったこと。それで合格可能性がありそうな地方医をピックアップしたときの様子をアップしました。

 

 

次男はマーク式のセンター試験が苦手で、どちらかというと筆記の二次試験のほうが得意なタイプでした。

 

結局、より合格可能性が高そうだった寒い地方を避けて受験した宮崎大学の受験結果は、後に、合格者最低点よりも6点不足で不合格でした。

 

 

現役受験では、私立医は基本受験しない方向でしたが、地元私立医科大の地域枠のみ返済義務がない給付型の奨学金目当てで受験し、結果は残り1人というところで繰り上がらずの不合格。

 

浪人に突入しました。

 

この時の私立医受験が浪人時の受験に功を奏し、浪人時はこの大学の特待生合格を頂け、他に受験した私立2大学も合格を頂き、自信をつけた息子でした。メンタルと受験馴れ、はずみというのは結構大事です。

 

予備校では、このはずみを重視して、他学部の受験で合格を取っておくことを勧めることもありますが、なにも予備校の成績に貢献してほしいという姑息な理由ではなく、「はずみをつける」という受験のノウハウの一つだということも知りました。

 

 

現在息子は初期研修医2年目で、4月から専攻医研修として出発する研修先病院も決定し、給料もどうなるかまで先方と話し合いも出来てます。

 

浪人時に私立医受験を許可したにも関わらずやはり内心は金銭面を心配した私でしたが、息子の給料を見てると、仮に私立医に進学していたとしても、息子は自分で奨学金も返済できたと思ってます。

 

ですので、裕福なご家庭でなくても、私立医受験も出願検討してもいいのでは?という個人的な意見を持ってます。

 

まあ、私立医も受験してみるか否かは、各ご家庭の考え方ですので、参考程度でお願いします。

 

 

 

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共通テスト(当時はセンター試験)結果のリサーチを3社にかけて「得点分布表」をプリントアウトしてにらめっこしたという昔の振り返り記事

   ↓

 

 

 

2023年度の受験生の中でも医学科受験生さんで、共通テストが思わしくない結果となり、それでもまだ医学科受験の土俵際に踏ん張れている人たちで、全国ダーツの旅を決意した人は「得点分布表」をプリントアウトして少しでも合格可能性が高めの大学を選び出す作業が待っています。

 

 

その後、いくつかピックアップしたら過去問を解いて相性を見ることになります。

 

 

河合塾の「バンザイシステム」

2023年1月18日(水)リリース

 

 

 

■駿ベネ「選太君」

2023年1月14日(土)リリース

 

 

 

■東進 

 

 

 

 

河合のバンザイシステム、駿台の選太くん、東進

どれも同じ結果と思いきや

微妙に判定は違ってくることがありますよね。

 

各社で判定の表示の仕方が微妙に違います。

統一してほしいですよね(>_<)

 

河合と駿台の評価表示基準の違いを下記に載せておきます。

 

 

【バンザイシステムと選太君の評価記号の違い】

 

評価

合格可能性を下記の記号で表示しています。

 

●河合のバンザイシステム

・A…80%以上 

・B…65%

・C…50%

・D…35%

・E…20%未満

 

●駿台ベネの選太君
・A…80%以上 
・B…60%以上80%未満
・C…40%以上60%未満
・D…20%以上40%未満
・E…20%未満

 

 

実際に息子の浪人受験時は

ドッキングではなくセンターのみ見た場合に

地元公立大でバンザイシステムがB判定

選太君ではA判定と出ました。

 

これは、寄せられる受験生からのデータが

人数的にも全て同じではないですから

致し方ないのですが

それだけでなく、例えばコンピューターが

60%とはじき出した場合に

バンザイシステムではC判定と出て

選太君ではB判定となることも有り得ます。

 

 

特にバンザイシステムの表記の意味する%は

ざっくりとしています。

 

なので、同じBでもAに近いBなのか?Cに近いBなのか?を冷静に判断する必要性が出てきます。

 

各社で、このABCDが表す微妙な表記の%の違いを

判定が違うなと思った時には、冷静に勘案して見てみるほうがベターだと思います。

 
 
問題がなければ3社全てにリサーチをかけ、「度数分布表」を確認することをお勧めします。
 
 
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また、特定の大学に拘りがあり来年度も再チャレンジする覚悟がある人は、拘りを持つ大学で足切りに合いそうになければ、来年につなげる為にも出願して受験経験を積んでおくことも大事かもしれません。

 

 

拘りのある大学で足切りに合いそうなら、足切りに合わない大学に出願し、他の大学でもいいので二次試験の雰囲気を掴み、面接経験を積んでおくという来年度に繋げる為の選択もありかもしれません。