前回ブログの続きです。
 
『ことばの森』の添削は、細かい指導はあまり入りません。
「褒め育て」と書きましたが、書くことに意義があるということで、書くことが嫌いにならないような配慮が、電話での指導担当の人にはあるように感じています。
 
ただ、この教材は、子どもが小学生の場合、親が放置して、子どもが勝手に書いて提出するものではないなという気がします。

低学年であればあるほど、子との会話を楽しめるような親、つきあってあげられる親でないと、この教材をものにすることは難しいかもしれません。

「言葉の森」は成果が出る人と出ない人の差が激しい、ある意味ハードルが高い習い事です。
 
子どもが幼いほど親の力も重要になってくるので、言葉の森側は何をしてくれるの?と月謝が高く感じて価値を見いだせない人もいるだろうとも思います(^_^;)
 
言葉の森では、低学年からと書かれてますし、その意義も謳われてますが、私個人の感想は、低学年の時期は読書に力を入れて、語彙力が高くなった中学年か高学年頃に始めても遅くないかもしれないと感じました。そうしないとお子さんだけでなく、親御さんのほうが息切れしてしまうかも(>_<)
 
ただ体験してみないことにはそれもどう感じるかは個人差があるでしょうから、無料体験だけでもされても良いかもしれませんね。
 
 
受験生さんの場合は
タイムリミットがある中で如何に成果を出すか?
が課題でしょうか。
 
私でもそうですが、ブログを書く時でも言葉の森で紹介されている「構成図」など作りませんし、何となく書きたいこと、つまり「結論だけがありき」で、見切り発車で書き出します。そして書きながら別の考えや発想が出てきます。
 
なのでやはり、「先に結論ありき」ということで、結論や最終的に書きたいことの初期発想さえできれば、時間がない受験では先の見通しなく書き出すこともありかもですよね(~_~;) 
 
一旦書き出してしまえば、(結論、理由1、理由2、結論)とか、弁証法の(結論、理由1、逆説、からの結論)等々の型さえ意識すれば、自然と筆は進むかもしれません。
 
まずは書き出しの一歩が出てくるようにすることが課題かもしれません。
 
自由記述で、頭が真っ白になって何も思いつかないというお子さんの場合は、過去問から出題されがちな分野のテーマを次から次に親が与えて、都度、初期発想をアウトプットさせる訓練をするのも良いような気がします。
 
初期発想が絞り出せたら、
 
兎に角、深く考える前にペンを動かせ!
何でもいいから書け!
一旦書き出せば、書いてるうちに次の考えや発想が浮かぶ!
 
ということですね。これも慣れですから(^_^.)
 
少し話が脱線しますが、息子大学の医学部の推薦入試でも、数問の中で、記述問題も一部ありますよ。息子の年度は確か、人づてに聞いた話しなので問題文は正確ではないかもですが、交通の問題だったそうです。「交差点における信号がないサークル交差点のことを何と言うか?またその利点を思いつく限り述べよ」だったような気がします^^; 医学部の問題でも、社会問題について幅広い目をもっているか、ニュースを聞いているか、仮に名前や存在を知らなくてもその場で自分なりにどれくらいの発想が思いつくかなどを問われるのだな?と思ったものです。
 
ラウンドアバウトですね。私それを知って、スペインやポルトガルに行った時、ラウンドアバウトがとても多く、これいいなと思って色々考えたことがありまして、地震後などの停電時の交通の混乱を回避する意義、省エネ、スピードを落とさざるを得ないことによる交通事故削減、渋滞の緩和、中央部分の緑化やオブジェなどを置くことによる美観など、自分が受験生だったらいくらでも書けるわ(笑) と思ったので、よく覚えているのです^^;
 
「言葉の森」では確か、短期間だけの中受対策もあるかもしれないと思い、HPを見てみましたが、既に中受予定の小6生対象講座は締切になってますね(><) 残念!
 
『言葉の森』のHPはこちらです↓
https://www.mori7.com/