私には月に一度集まる仲間がいます。

我が家の子ども達は大学院2年生と大学3年生。

それに比べて少し年下のお子様をお持ち人たちも・・

 

我が長男の院試によるドタバタ文転から始まり、

就活でも公務員を目指すのか、

一般企業に就職するか不透明な時期を経て

一般企業に絞ったと思ったら、

今度は職種における総合職入社か

はたまたにわかに興味を持ったエンジニアに挑戦するか?

未だにフラフラ選択に迷いが生じていることを

仲間たちは知っています(~_~;)

 

その度に、私はこう付け足しています。

 

今はそうなのね!

 

そう思ってあげるしかないほっこり

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

人の気持ちは変化するもの!

 

 

「子どもが〇〇を目指しています!」

「あの子にはそれがとても向いていると思うのよね!」

などと、親自身が期待と希望を膨らませてしまい

子ども以上に親のほうが先走って

夢見てしまうようなことはままあること。

 

子の夢を全力で応援することは

とても素晴らしいことなのだけれど、

子どもの現在の志望に対し

親がのめり込んで期待をかけ過ぎてしまうと

その期待を裏切られた時に

子どもをなじってしまうことにもなりかねないという

危険性をはらんでいるということも忘れてはいけないこと。

 

 

今はそうなのね!

 

私はそう言って、我が子の変化を受け止める。

 

「言うことがころころ変わってそんなんでいいの?」

などとなじることは決してしない。

 

 

そして今年、仲間のうちのお子さんが

大学在学中に同じ大学学部内で

学科変更をしました。

 

もともと進学していた栄養学系のその学科が、

まるで、「子の天職」であるかのように

その人は日頃から話してました。

「料理が大好きな子なの。この道しか我が子にはない!」

とまで言い切っていました。

 

ところが、2年間、栄養学系の学びを進めたお子さんは

親からの命令による教職課程履修と

ハードな学科との両立が困難となり

「自分にはこれしかない!」

と思いこんでいたものが、

「実はそうではないのかもしれない・・・」

このような疑念が芽生えてしまい、

栄養学とはかけ離れた学科への変更をすべく

大学内で3年生に上がるときに

内部試験を受験されました。

 

そして見事合格し、学科変更を果たされました。

 

母親は当初、

学科変更したいという話を

子どもから聞いた時

「うそ!?」と大変戸惑ったそうです。

 

けれど、すぐ私の長男の

ふらふらと定まらない話を思いだしたとか(笑)

 

そのおかげで、「我が家にもその時が来たか!」

とすぐに気持ちを切り替えることが出来たそうです^_^;

まさしく、「今はそうなのね!」と・・・

 

そして、

「案外私には、こちらのほうが向いていたわ!」

と生き生きと過ごしているお子さんを見て

 

「新たな子どもの一面を

親としても今更ながら発見した気持ちでいる。

私も今はこれで良かったと思っているし

もう、親は子供がどこに進んでいこうとも

これが一番と親バカでいるしかないのよね!ハハハ」

 

と笑い飛ばされていました(*^_^*)

 

 

 

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(2019.11.21追記)

 

そのお子さんも今は、春から銀行にお勤めですウインク