日本肥満症予防協会が出している
２０１６年の糖尿病の最新全国ランキングが発表されていますね。
それがこちら ↓
http://himan.jp/news/2016/000167.html
人工１０万人に対する糖尿病による死亡率の統計です。
全国ベスト１位は、神奈川県の７．２人
ワースト１位は、青森県の１８．２人
我が愛知県は、７．７人のベスト２位でした。
上記のHPには、神奈川県の行政が
県民へ糖尿病予防を積極的に呼びかけ
生活習慣等を指導している取り組みが
紹介されています。
そして今朝、中部地方のローカル番組ですが、
愛知県もベスト２位に入っているということで、
その原因はなぜか？を考える番組を放送してました。
題して「愛知県民に学ぶ糖尿病予防の秘訣」
教えてくださるのは、
東京医科歯科大学病院の糖尿病専門医の先生。
理由一つ目は、八丁味噌にあり！
愛知県は、「つけて味噌」とか「かけて味噌」
という商品を自宅に常に常備している家庭が多いです。
これ一本あれば、
ナスや豆腐を焼いて田楽として味噌をかけたり、
いんげんやナスの味噌の和え物、
豚肉、ネギの乱切り、竹輪・こんにゃくのぶつ切り、
ウズラ卵などを少な目の出汁でゆでて
それにつけて味噌をドバっと入れたりetc
普段の料理でよく使います。
味噌煮込みうどんも大好き！
よく食べます。
味噌は、色が濃いほど、
糖の吸収を抑えるメラノイジンという成分が
多くなるそうです。
糖尿病予防に良いのは、
白味噌よりも赤味噌ということだそうです！
八丁味噌はもう、ブラックに近いこげ茶ですものね^_^;
二つ目は、アサリにあり！
アサリに含まれる成分がまた
糖尿病予防に効果が大きいそうです。
愛知県はアサリ漁獲量が１２年連続一位です。
アサリは凍らせたものを解凍せずに調理すれば、
旨味成分がより出ます。
考えてみたら我が家も、旬の時期だけでなく、
アサリは冷凍物含め年中食べていますね。
三つ目は、モーニング文化にあり！
私の愛知県西部方面に住む農家の親せきは
毎朝、朝食は喫茶店のモーニングだそうです。
名古屋市内以上に、一宮市や愛西市方面など
少し郊外に出ると、
「本当にこれだけ出して頂いてドリンク代だけでいいの？」
と言いたくなってしまうくらい、
モーニングメニューは充実しています。
私が若くて祖母が健在の頃は、
田舎の祖母の家に遊びに行くと、
お昼過ぎに喫茶店によく連れて行ってもらいました。
ドリンク１杯注文するだけで、
袋に入った菓子パン、バナナ１本、ゆで卵
あられやナッツの入った小さめのつまみの菓子袋
これら全てを出してくれました。
その場で食べたくなければ
お持ち帰りできるような物を出してくれるのですね！
要は、一日中こんなサービスがつく地域も
愛知県にはあるということです。
「これ、赤字でしょ？！」と毎度思ってしまいます(~_~;)
ありがたやー！モーニング文化です(笑)
つまり、朝食準備が面倒で
1人暮らしなどで朝食を抜きがちな人でも
ドリンク１杯分で頂ける喫茶店のモーニン文化のお蔭で
モーニングを食べる人が多く、
三食きちんと食べる人が多いという傾向が
糖尿病予防に一役かっているというのです。
規則正しく、三食適切な量を食べることが
血糖値を安定させます。
食事を一回でも抜くと血糖値の下がりが激しくなります。
朝食を抜いて前日夜の食事から
時間を空けすぎてランチを食べると、
体が欲する糖を小腸が必要以上に吸収しようとする為
急激に血糖値を上げるという
血糖値の乱高下が激しく起きるので
糖尿病予備軍になりやすいそうです。
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以上
気なしにやっている生活習慣が、
糖尿病予防に一役かっていたとは？！
愛知県民にとっては、ちょっと嬉しい情報でした(^_^)
自分の血糖値が気になる人は
薬局で、糖の量を計る検査紙が売っているので
病院にわざわざ行かなくても
自分で検査できますよ(^_^)v