こちら地方の昨日は、公立高校の合格発表でした。私のLINEにもかつての家庭塾の生徒さんから嬉しい知らせが届きました(^-^)
大学受験でも、悲喜こもごもの春を迎えていらっしゃる事と思います。
そこには、嫉妬や羨みなどという様々な心模様が浮き上がってくることもあるのでしょう。
次男の医学部受験では、私自身、実生活では医学部受験の保護者同士の付き合いは全くといっていいほどない状態でした。
それで、ブログを通じて医学部受験生の保護者の方々と交流を深めていました。
一般入試に先立ち、推薦合格を決めた方々も中にはいらっしゃいましたが、その方々は、遠慮されて報告をためらいブログからそっと遠ざかられる感じでした。
その配慮が立派だなと思うと同時に、少なくともアメンバーさんたちはそんなことで妬むような人は1人もいないと思い、この良い風を皆さんにおすそ分けしてくださいとお願いしました。
実際に多くの良い風が吹きました♪
冷たい言い方ですが、合格した人のブログを読むのが辛いならそっと離れていけばいいだけです。
【”羨ましい“と”妬ましい“の違い】
羨ましいとは、
他人の恵まれた能力や状態を見て、
自分もそのようにありたいと願うさま。
妬ましいとは、
(自分よりよい状態にあるものが)
気に入らず憎らしく感じるさま。
羨ましいな・・・と思う気持ちは誰にでもあり、日常よく起きる気持ちです。
この羨ましいと思う気持ちと、人の喜びごとを憎らしく思い妬む気持ちは全く別物です。
人の喜びごとを妬む気持ちは、
裏を返せば人の不幸を願うことと
さほどの違いはありません。
妬みは自分自身を汚すもの
という認識を親子で共有しておくことが大切なのだと思います。
かと言ってですよ
それでは、合格を決めて浮かれている人たちを見て
子どもが妬むような感情で愚痴ってきたら・・・
親は一瞬、妬むような子に育てた覚えはないけどな…とざわついても、黙って聴いてあげればいいのだろう・・・と今の私は思っています。
受験で傷ついた子どもにとって、妬みが含まれる愚痴を聞いた親がその場ですかさず
「そういう物の見方は如何なものか?」
と説教じみたことを言われてしまうのは、
子どもにとって辛いでしょうね。
【聴いてほしいだけ・・・】
人としての理想を子どもに期待するあまり、
自分自身のことは棚に上げて
息子たちが人の悪口めいたことを言うと、
相手のお子さんの立場を想像して
相手の肩を持ってしまう傾向が
昔の私にはありました(>_<)
昔の事でいつだったか忘れましたが、
次男から一度、
「お母さんは俺に何を求めてるの?
聖人君子?
ちょっと愚痴ってみたくなっただけなのに・・
俺、お母さんの正論を聞きたいんじゃないんだよ!
お母さんって、黙って聞いてくれないんだね」
と言われてしまったことがありました。
ショックでした(:_;)
金づちで頭をガツンと殴られたようでした。
自分はなんてダメなんだ…
と、かなりかなり反省させられました
全ては、理想の姿を子どもに求めるあまり
黙って聴いてあげることもできない
愚かな親になっていた私でした
息子たちは、人の不幸を願って妬むようなことを言う子たちではありませんでしたが、人の悪口を言って愚痴ることはたまにありました。
息子にガツンと言われてからは、息子が人に対し負の感情を抱いたことを話している時も、黙って聞くようにしていました!時には共感すらして…(笑)
子どもは一時、愚痴りたいだけなのですよね
人間なんだから、羨んだり、毒吐きたい時もあります
親は黙って聴いてあげればいいのですよね
因みに私も昔、学習塾でのバイトをしていた時は、家族によく毒を吐いていました(>_<)
息子たちは、ただ黙って聞いてくれる人たちで、時に一緒になって「そんなとこ辞めちまえ!」「ひどいな~」と一緒に腹を立ててくれるようなありがたい存在なのでした
家族は私に共感してくれるのに、昔の私は子どもに黙って聴いてあげることが出来なかった…
気持ちが不安定になる受験期、子どもが少しくらい毒づいても、人の不幸を喜ぶような子どもではないことだけを信じてあげればいいのでしょう。
問題は、露骨に妬みを外部に発信する親です
そういう人からは同じ穴のムジナにならないように猛ダッシュで退避です(笑)