私は、よその子どもと

勉強することの楽しさにはまり、

今は他人のお子様の勉強が

どうしたら出来るようになるか、

そのことを家庭塾では考えています。


正直、勉強が得意で出来る子もいますが、

将来中学の数学で通知表が2にならないように

3で食い止めるのが目標の子もいます。


一生懸命お母さんと話しあって

あれこれ試行錯誤して、

私も心を砕いています。


正直、障害レベルか?

と悩んだ時期もありました。


兎に角、その子が算数で

落ちこぼれさせないように

私も必死です。


ですから、自分の子が勉強が出来たから

出来ない子の親の気持ちはわからないだろう

と言われても

「いえ、わかりますよ。

よその子でも私は必死です」


「現在、格闘しています。


やる気を引き出すのにも

親御さんとタグを組んで頑張っていますし

自宅での勉強の方法論についても、

しっかり話しあっています。」


と言いたいです。



そして、やはり私は、

勉強が苦手なお子さんにも

きらりと光る何かを

見出すことを諦めていません。


そして、その子にそのきらりと光る

何かをみつけ言葉にして伝えています。


すると、その子の目はきらきら輝き、

嬉しそうに、

そして少し恥ずかしそうにします。


私には、その子の将来が

本当に光輝いてみえるのです。



親御さんは、自分の子が勉強が

苦手なことに対し

人生お先真っ暗闇などと

悲観的になりがちです。


そうなってしまうのはよくわかります。


当然の心理でしょう。



しかし、それでもやはり

あまり悲観的にならず

「いいとこも一杯あるよ!」

「なんとかなるさ!」

と思ってあげることが

結局、その子の才能を開花し

成績も伸ばしてあげられるのだということを

知っておく必要があります。


その子のことを認めてあげることと

成績上昇の相関性はないと思われますか?


そんなこと、気休めにしか聞こえませんか?


けれど、決して気休めではありません。



貧困度が高く、

負の連鎖は止められないという

現実が世の中には実際にあることも

私は知っています。


生活に必死で、

子どもの教育のことなど考えられない

そんな親御さんが多いことも事実です。


しかし、私のブログを読んでくれている人は

少なくとも我が子の教育に関心があるからこそ

読んでくださっているのでしょう?


そういう方を私のブログは

対象にしているのですから、

本当に子どもの学力を上げたければ

まずは、騙されたと思って、

我が子の良いところを見つけて

親御さん自身が、

自分の子育てに自信を持ってください。



自分に自信がもてると

子どもに優しくなれます。


優しくなれると、

親自身が幸せな気持ちになれます。


幸せな気持ちになると、

子どもを責めることがなくなります。


子どもを責めないで、

「お帰り、お疲れ様」

「頑張っているね」

という言葉がけを笑顔でかけてあげれば、

子どもも温かい気持ちになれます。


そして、子どもの中に「やる気」という

親が最もほしかったものが芽生えます。


こういう気持ちもまた、『連鎖』 なのです。


親が、ぎすぎすした気持ちで

子どものことを

「根性がないやつ」

「なにをやっても続かないやつ」

と言葉にしなくても

心の中で責め立てている間は、

子どもは良くならないと肝に銘じてください。



別に、その才能とは、

特に人よりも秀でるとかでなくても

その人なりに輝ける何かということです。


そうかと言って、勉強は苦手なのだから、

あまり好きではないのだから

勉強はどうでもいいと

言っているのでは決してありません。


その点を誤解しないでください(>_<)


親も本人も、自分たちなりの

最大限の努力はすべきです。


私も勉強が苦手な子のことを

「こりゃ駄目だ(-_-メ)」 

と諦めてはいません。


努力すれば、せめて通知表で言えば3という

人並みの成績は取れると思って

お母さんと一緒に注意深く、

その子の算数の単元ごとの理解度を見極め

漏れがないように努力しています。


目を離していないということです!!


親御さんを巻き込んで、

親御さんを変えるほうが

子どものやる気を引き出し成績を上げるのに

効果絶大なのです。


塾では、親御さんも巻き込んで

ということはなかなか出来ません。


理由は、自分が

子どもの勉強に関われないからこそ

変わりに塾にお願いする気持ちが

強い人が多いからです。


そしてまた、高いお金を出しているのに

その上、親の努力まで要求するか?


というクレームまでつくからです。



親は、塾に入れさえすれば、

成績が上がるとどこかで信じています。


だからこそ、成績が上がらないと

この塾は駄目だ!


とすぐに見切りをつけて、

次の塾探しに奔走します。


しかし、その前に

検討すべきことがあるのです。


それは、家庭学習はしっかり出来ているか?

ということです。


この家庭学習、塾での自習など、

前記事で書いたようなことが

自学自習の時間内で効率よくやれているかが

成績アップのミソなのに、


それさえやらずに、

塾にさえ行っていれば成績が上がる

などと期待するほうが

そもそも間違っているのです。



「子どもよ、勉強を何故しない?」

と叱り追い込むのと


子どものやる気を引き出す言葉がけをする!


これは、勉強してほしい

という目的は同じでも


子どもに対するアプローチの仕方が

全く違います。



そのアプローチの仕方で、

子どもが変わってくれるかどうかという

結果まで全く違ってきます。



子どもが悪い、根っからの怠け者なのだ

努力出来ない人なのだ

と子どもを決めつけ、

全てを子どものせいにするのはどうかな?

と私は思うのです。



親御さんも、

子どもの気持ちをアップさせる為の

言葉掛けをどのようにしたらいいか?


そのアプローチの仕方が

わからないのですよね?



人は他人が変えられないと言いますが、

親子間においては、

子どもを変えたければ、

まずは親が変わることです。



子どもの状態をわかっている上で

敢えて黙って見守るのと、


子どもの状態を見守ることなく

目を曇らせて放任するのとでは、


全然違います。



そもそも、

「子どものことを諦める」

という言葉は


もともと

「子どもに期待していた」

から出てくる言葉です。



最初から、子どものありのままの姿を

すーっと空気のように受け止め

1人の人間として認めてあげていれば、

「諦める」という言葉は出てきません。

使いません。



何故、親が我が子を諦め

「はなから努力できないやつ」と、

たかだか今までの十何年の子の歩みを見て

決め込み、


面識のない私が、そういう親の言葉に

悲しく残念に思うのか?(>_<)



本来は逆です。


十何年間ずっと

他人の子の努力しないという行動パターンを

聞いた他人は、

「そりゃ駄目だ!」と安易に諦めますが、


親だけは

「そんなことない!こうこうこういう、

いいところもあるんだ」

と、自分の子どもをどこかで諦めない。


そういう親バカであるべきなのです。



そういう親バカのもとで育った子は幸せです。


心配しなくても

生きる力もいつしか

身につけていくことでしょう。



生きる力は、学力もある程度必要です。



成績順位やランクが出る中学生、高校生なら

下位三割以下の成績を今とっているとしたら、

まずは5割に入る!


これを「大目標」に頑張ってみてください。


勿論、そのお子さんの今の成績によって

目標はいろいろでしょうが

目標を掲げることは、

モチベーションを上げる上で

とても大切なことだからです。



子どもと勉強を一緒にしている親御さんも

世の中にはいます。


子どもと勉強するって、楽しいですね(*^_^*)


それは、勉強が苦手な子が相手であっても同じです。



自分の子が小学生の時には知らなかった喜びを


私は今、よその子と楽しんでいます ^^;