ブログ上のご縁があった現在受験生さん家庭のブログを読ませて頂くと、共通テストがいよいよ間近に迫ってきた緊張感をヒシヒシと感じるようになりました。


この時期になると、コーチングを細々と学んできた者として、これだけはと毎年のようにアップさせてもらってきた過去ブログを今年も上げさせてもらいます。


以下



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受験生家庭においては

徐々に緊張と不安が高まってきていることと思います。

 

兎に角、受験生本人はやるべきことをたんたんとこなす!

 

親は、体調管理に気をつけてあげ、温かいご飯と温かいお風呂をたんたんと用意してあげる。

 

今は、

 

『たんたんと!!』

 

この一言に尽きますし、皆様お分かりの方ばかりのようですね照れ

 


そんな素晴らしくできた親御様達にも、共通テスト本番まであと数日ある今のうちにお伝えしておきたいことがあります。

 

それは、共通テストの結果が出たときの

お子さんへの言葉がけについてです。

 

共通テストの得点が、

予定通り、あるいは滅多にありませんが予定以上に取れた場合は私からは何も言うことはありません。

 

「キャー!」なり「おー!」なり

「やったじゃん!」なり「凄い。凄い。」なり素直に喜べばいいと思います。共通テスト利用入試にも有利になりますしね。

 

そして、

「これからが、本当の勝負だよ!」

「油断しないで、最後まで気を引き締めて」と、

その後も親子して2次試験に向けて『たんたん』 とやるべきことをやってくれればいいです。

 

 

問題は、思うように得点出来なかった時です!

 

間違っても、

「なんで?なんで?」 

父親も「なんでだぁ?!」「ちゃんと勉強してたのか?」などと子どもが返答しようがない質問を浴びせないでください。

 

あるいは、

「だから、あれほどいいの?って言ったじゃんえーん

などとラストスパートできず勉強しなかったことを責めないでください。

 

あるいは、本人以上に気落ちして、本人がなんとか持ち堪えようとしている時に 間違っても本人の前で泣き崩れるような愚かな真似だけは、絶対にしないようにしてください。

 

 

なぜ、このようなことを共通テストの前から書くかと言うと、本当にこのような態度を取ってしまう親ごさんがいらっしゃるからです(>_<)

 

今から、共通テストの結果が出た時に、子どもにどのような言葉がけをしよう?などとシミュレーションする人などほとんどいないことでしょう。

 

しかし、人間、慌てふためいて気落ちしてしまうと

理性を失い、そんなつもりはなくても子どもを傷つけてしまうような言葉が口をついてしまうことが案外多いものなのです(-_-メ)

 


自分が知らないところで、子どもを傷つけてしまうと子どもは親に心を閉ざしてしまうので、その後の受験先選択に悪影響を及ぼしてしまいます・・・

 


それでは、

共通テストの結果が思わしくなかった時

どのような言葉がけをするか?


ピンチをチャンスに変える言葉がけです。

 

『失敗を叱るのではなく、

まだ出来ることはないか!?

と前に進む言葉かけ』

を心がけてください。

 


起こってほしくないことが起こってしまったら

『起こった』ことを認めてしまい腹をくくるしかありません。

 

くよくよしていても、結果は好転しないのです!

 

お子さんがクヨクヨすることも大いに有り得ます。


結果を好転させる為には

「くよくよしている暇はないよ。

まだ終わっていない!」

と、毅然とした態度を取るべきなのです。

 

そしてすぐに

具体的に、どこに出願するかという作業に

取り掛かることです。

 

まだ出願先を変更すれば、

行ける大学があるかもしれません!

 

あるいは、国公立がダメでも

私立がある人もいます!

 

ここでくよくよしている場合ではないのです。

 

くよくよすればするほど、

気持ちの立て直しが遅れてしまい

私立の勉強も出遅れてしまいます。

 

 

要は、

 

『成功するために・・・・』

 

という観点から気持ちを立て直す言葉をかける!

 

それだけです。

 


そして、共通テストがどんな結果であっても

「とりあえずお疲れ様。今までよく頑張った。」

とお子さんに、ねぎらいの言葉をかけてあげてください。

 

「いや、うちの子は頑張っているようには見えなかった」「だから、口が裂けても、よく頑張ったねなどとは言えないわ!」

と思う親御さんもいるかもしれません(>_<)

 

それでも、

親御さんには頑張っているように映らなかったとしても

お子さんに勉強一筋と言う行動が伴わなかったとしても

受験というプレッシャーの中で

お子さんなりに、苦しみもがいていたことは事実なのです。

 

頑張ったか、頑張らなかったかは

本人が一番よく知っていますし

本人が後から自分に下せば良い評価なのです。

 

親が子どもにかける

「それでも、お母さんは、あなたは頑張ったと思うよ」

という言葉がけは、結果にではなく、

今までのお子さんなりの努力に対してねぎらう言葉なのです。

 

その一言が、どれだけ子どもの心を救うか

おわかりですか?

 

子どもをなじったところで、結果は好転しません。

 

それどころか、子どもをなじる言葉は

一生の心の傷として子どもの心に突き刺さることもある

ということを覚えておいてください。

 


また、親子が険悪な状態のままでは

次のステップに進むことが出来なくなることも肝に銘じて

今から心しておいてほしいのです

 

 

秘かに私のブログを読んでくださっている方々は多分、日頃から子どもの為に頑張っている人が多いでしょうし、

そんなことは承知済みで

このような記事は必要ないのかもしれませんが

 

共通テストの後では、このような記事を書いても

皆さん、それどころではないでしょう?


ブログを読む暇すらないかもしれませんから

今のうちに老婆心ながら、ご忠告ですウインク

 


共通テスト自己採点の後、その結果を受けて

親としてどんな言葉がけをしてあげられるか?
どんな態度を取ることが出来るか?
これが親としての勝負のしどころです。


頑張ってください(ง •̀_•́)ง‼

 



(追記)


リプログして頂いたayomo様のブログも合わせて読んでみて下さい。親として何をなすべきか!

とても参考になると思います。