一足早く解剖実習が始まっている
ブロ友さんたちのお子さんたち。
解剖実習と聞くと、
南木 佳士の「医学生」
を思い出します。
医学生 (文春文庫)
551円
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南木佳士自身が実際に秋田大学医学部出身であり
自分が通った当時の
新設されたばかりの
秋田大学医学部を舞台に描いています。
進学相談会で秋田大学の個別ブースで
担当者と小説「医学生」の話題になりました。
小説の中では、新設されたばかりで
大学の周りに何もない景色が描写されていますが
今はそんなことは全然なくて、
開発が進んだ街並みが開けているということを
担当者は強調されていました。
芥川賞作家のこの小説があまりにも有名な為に
秋田大学のイメージが
あまりよろしくないイメージで固定されがちなので
今はそんなことないのに
ちょっと困っているようでした(^_^メ)
小説の中で、解剖実習の場面が詳細に描かれています。
想像するに、解剖実習は昔も今も
その光景に変わりはないのかな?
と思われ、私の頭の中では、「医学生」の小説そのままの
空想の世界が、まるであたかも自分が経験したかのように
映像まで浮かんでくるという始末です(>_<)
解剖の順番、スケッチの様子、
器用な学生とは対照的に
メスさばきが不器用な学生の苦悩
疲れきって家路に帰る医学生
そんな医学生の姿を空想の世界で思い描いています。
どこまで想像力がたくましいねん!
っていう話しです^^;
また、解剖実習がこんなにも長期間続くということも
この小説を読むまで知りませんでした。
しかし、解剖実習のくだりは、
かなりエロい描写が続きます
高校生に読ませるには、要注意かもしれません(ー_ー)!!
息子たちは解剖実習は2年生なので
1年生の今はまだ解剖実習の予定はありませんが、
小説「医学生」の描写を実際にどう思うか
2年生になって実習を終えたら
この小説を読んだことのある息子に
聞いてみたいと思います。
(後日追記)
医学生の肉眼解剖学実習における
守秘義務についてのmy記事はこちらです
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