早くも夏期講習の申し込みの時期です。

 

予備校のラウンジでは、互いに情報交換する生徒たちが集まって、賑やかだそうです。

 

勉強の仕方を教えてくれる講師は少ないらしく、唯一、いろいろ教えてくれて、学生たちからの信頼を一身に集めているT大先生の言葉に影響を受けて、受講計画を変える人もいるようだったと息子が話してくれました。

 

予備校で知り合った友人も、息子と話しているうちに予定講座を変更して息子と同じ講座に変更したとか言ってました。

 

我が家でも今日の午前中、息子が最終申し込みチェックをして、私に報告してきました。

 

 

受講講座についてなにが必要か、私にはわからないので息子の思うようにしてもらうしかありません。

 

しかし、私からも確認しておきたいことはあります。

 

まず

 

●夏期講習のテキストをチェックしたか?

 

息子は4月の春期講習のとき、物理を基礎からやりなおしたいと春期講習受講を希望し、窓口で申し込みましたが、申し込んだすぐあとにテキストを見たら、あまりにも簡単すぎる内容で、これは意味がないと思い直し、講座申し込みをその場で取り消したということがありました。

 

どんな授業内容か、テキストのチェックは大切です。

 

息子もさすがに、今回は全部テキストを見てきたそうです。

 

 

とり過ぎに要注意! 

本当に必要な講座だけにすること。

    ↓

これを受けて、息子は講座を当初の9講座ら、迷っていた2講座を減らし7講座に変更しました。

 

※これでも私は多いと思いました。


塾は去年の合格者の受講平均は8~10講座と案内しているようですが、塾も商売です。


鵜呑みにしてこれでは足りないかと焦らないことです。


講習以外の自分の勉強時間を確保する余裕は絶対に必要です。


しかし、息子がとりたいと言うのだから、仕方ないですね。


現役時は毎日、文化祭の準備に学校に行っていたことを考えると、当時よりは確実に時間的に余裕はあるでしょうから、授業を十分に消化しきれると良いですね・・・

 


校舎をあちこちにしない。

なるべく、自分の通う校舎で。

 

理由は、他校舎だと交通費が余分にかかるのと、通学時間のロス。


また、その校舎で自習する場合、自習室の雰囲気も大事。本科生の息子には、現役生が使えない立派な自習室がせっかくあるのだから、それを使わない手はありません。

 

この点に関しては、塾生のカリスマT大先生は、「駿台でも、河合なら豊橋でもどこでもいいぞ。」と気分転換に他校舎(他塾まで)も勧めていたそうです。私とはちょっと違う考えでしたが、人それぞれなのかな?

    ↓

息子も私と同じ考えだったらしく、自分の通う校舎のみの受講にしました。

 


●なるべくピンポイントの単元講座をとる

 

T大先生のおっしゃる通り、ざっくりと全体をとらえる講座でなくて、ピンポイントの講座をなるべくとるようにしました。


総合ナンチャラという講座よりも、自分の不得意分野のピンポイント講座をとって、弱点補強に夏期講習を利用するということです。

 


先生重視でなくて、自分の勉強計画を崩さない受講計画を!

 

これはT大先生の言葉だそうです。

「自分の夏休みにやるべき計画をたてて、それを邪魔されるような講座の取り方をするな」

とおっしゃったそうです。

 

そりゃ、評判の良い先生の講座を受講した方が良いに決まっています。

 

しかし、先生を選んで講座をとると、どうしても、一日に講座が集中したり、自分の勉強時間に食い込んだりしてくることがあるので、


そんなことになるくらいなら、先生重視でなくても良いから、自分の勉強計画を実行することの方を優先すべきで、先生にこだわらずに計画的にとれという意味だそうです。

 

 

●親のお金を大切に。感謝の気持ちを!

 

親にとっても夏期講習は大きな出費です。

 

「これだけ受講したいので申し込みたいのですが、良いですか?」

 

という感謝の気持ちをもって

親に頼む姿勢を持ってほしいということです。


模試でもそうです。

「受講するわ」でなくて、

「受講させてください」です。

 

子どもも、多くのお金を親に使わせてしまうということを認識していれば、簡単に受講をさぼるとか有り得ません。体調が多少悪くても、「金がもったいない~」と思ってはってでも行ってほしいものです。

 

感謝の気持ちを忘れないようにしてほしいと願っていますし、子どもにもこのことだけはうざったい親かもしれませんが、大切なことなので、小学生の時のスイミングスクールでも中学生時の塾でも、ずっと言い続けてきました。

 

お蔭で、お稽古事、塾関係は、子どもは一度も休んだことはないと思います。

 

そうそう、「一度も」は撤回。

 

高3の春に、長男が一度だけ、塾仲間2人と京都旅行に行く為に休みました。

 

3人で、塾を休んで旅行に行きたい旨を親に了解を得る為、電話で3人それぞれが親に電話したそうです。2人の親はそれぞれ、

「なぬ~?!なに考えとるんじゃ、てめ~<`ヘ´>」という感じで電話口から恐ろしい声が漏れていたそうです^^;

 

我々親子の会話は、

 

私「休む分の受講代は、当然小遣いから返してくれるよね!」

息子「はっ、はい(+_+) と・う・ぜ・ん・で・す~・・・」

ということでした。

 

「口調はお母さんが一番優しかったけど、内容は一番厳しかった(>_<)」

 

と息子が私に後で話してました^^;