やっと本題の 「あるがままを見る」 です。

 

「本当にこんな生活でいいのか?」と息子に注意を促す私でしたが

 

「これが俺の精一杯だ。人にはキャパというものがある」

 

と反論されて、それ以上の言葉がけをすることが出来なくなった私ショボーン

 


とは言っても、

 

これでは合格できないと確信できるほどの息子の様子を横目に見ながら

黙っているのって本当にストレスでした(>_<)

 

今度は私自身の心の状態をどのように持っていくか?

 

これが大問題でした。


 

そこで思い出したのが

子どもが小中学生くらいの時に実践していた

コーチング的手法の「あるがままを見る」です。

 


少しだけ解説します(*^_^*)


 

・・・・・・


 

夕食後、子どもの様子を見に子供部屋に親が行ったとします。

 

宿題をまだ子どもがしていないことをあなたは知っています。


まだお風呂にも入っていないので、さっさと宿題を済ませて寝てほしいとあなたは思っています。

 

そんな状態であなたは、子どもが宿題していると期待して部屋へ行ったのに、子どもは漫画を読んでいました。

 

そこであなたならどういう言葉がけをしますか?

 


大概の親は、すかさず

 

「漫画なんか読んでぷんぷん 宿題は? 先に宿題やってからじゃないの?怒り

 

と、怒りを子どもにぶつけます。


 

すると子どもからの反撃(>_<)

 

「今、やろうと思ったのにびっくり!! 

あ~ぁ!やる気が無くなったプンプン

 

こういった感じではないでしょうか?

 

こういう会話を日常的に繰り返していると

 

子どもの心の中には

 

「顔見りゃ 勉強 勉強って うざいんだよムキー

 

「俺だってわかってるんだよ。

これからそろそろ勉強しようと思ってた時に限って、

ぐちゃぐちゃ・・

ほんと、やってらんないよプンプン

 

という親への反発が渦巻きます。

 


・・・・・・


 

ここであなたが見たのは、漫画を読んでいる子どもの姿。

 

しかし、子どもは漫画の続きが気になって勉強が手につかない。

 

あと少しだけ読み残しがあったからいっそのこと続きを読んでしまってから宿題に取り掛かろうと、自分なりに計画をたてていたかも知れません。


 

いやいや奥さん    うちの子、そんな玉ではありませんことよ!

 

ほっておいたら、本当に宿題いつまでたってもやりませんから~  笑い泣き

 

という世のお母様方の嘆きが聞こえてきそうですね笑い泣き

 

 


でも、でもですよ。

 

そこでちょっと冷静になって

 

心の中で

 

「この子は今漫画を読んでいる」

 

と今ある、ありのままの状態の姿だけを呟いてみるのです。

 

そこに感情は介入させてはいけません。

 

一度やってみてください。

 

すると、本当に冷静な言葉が、親である自分の口から出てきます。

 

 

母「〇〇ちゃん、漫画を読んでるの?」 

(笑顔までは無理でも冷静に、決して怒った声でなく)

 

おとこのこ「うん」

 

F子ちゃん「へ~面白いの?」

 

おとこのこ「うん」

 

母「ところで、宿題出てるみたいだけど、どういう予定?

 

おとこのこ「漫画読んだら、やろうと思う」

 

(本当はそんなこと思ってなかったとしても、

子どもはとっさにそういう予定を、親の手前作ります^^;)

 

母「そう(笑顔) 頑張ってね」

 


その後のお子さんの行動はというと?

 

自分で宣言した行動計画です。


宿題をやらざるを得ませんよね笑い泣き

 

しかも、同じ宿題をやるのでも

親から無理やり怒られて嫌~な気持ちになり

「やれっ」って言われてからやるのと

 

たとえ期せずしてであったとしても

自分の意志で自分の計画で

自主性をもってやるのとでは

子どものやる気は全然違ってきます。

 

こういった会話が、家庭内の日常になると

子どもの自主性は育まれ、

自信のある人間に成長していきます。

 


私なんか、子どもが小学生くらいのとき、

「今この子はテレビアニメを見ているテレビ

と心の中で呟くだけで、


「テレビばっかり見てむっ」という負の感情がかき消され、


一生懸命心の中でたんたんとこう呟いている自分の姿が何度可笑しくなってきたことか(笑)


自分の姿が可笑しくなってきた状態

 

この状態はかなり冷静な状態ですウインク

 


自分を冷静にすることが

子どもとの関係を良くするコツというか

成功への秘訣なのです。


 

その冷静さを自分にもたらしてくれるのが

 

ありのままに見る

 

=今目の前にある子どもの姿をそのまま心の声に出してみる

 

というコーチング的スキルなのです。

 

私もいつもうまくいっていた訳ではありません。


でも、知っているのと知らないのとでは大違いです。

 

お子さんが小さい方は試してみる価値ありかと思います。

 

「うちの母ちゃん、勉強、勉強しろってすごくうるさいちぇっ


っていう子と


「親に勉強しろって言われたことないSAYU天才クン2


っていう子の違いは、


実はこういう親のもっていき方の違いでしかなかったりします。


 

子どもが言わなくても勝手に勉強するのではなくて、

 

自分で勝手に勉強していくように仕向けることがうまい親と、そうでない親との違いなのではないかと

私は考えています。

 


・・・・・・・・・

 

昔学んだ、このコーチング的手法を思い出した私は

 

18歳の息子との関係に、親として不安だらけのピンチに陥った夏休み

 

どうやって応用したか・・・

 

またまたつづくです  


引っ張りますね~ すみません^^;

 



次で終われるかな?mf*

 

 

続くパー