敗因は、完全なる力不足 の一言です(>_<)
が、それでは身も蓋もないので、もう少し詳しく書いてみます^^;
高2の冬に受けた、国数英のみの東大レベル模試はB判定でした。ところが、高3に受けた国数英理の東大実践模試は、8月がD判定、11月がE判定と結果はどん底まで落ちていきました。
実践模試は、得意な英数は好成績でしたが、国語と特に理科が強く足を引っ張った結果です
息子の高校(公立)は理科は受験ぎりぎりまで範囲が終わらないのです。
「現役生は理科が足を引っ張る。だから、2年のうちに理科の基礎力を盤石なものにしておくと良い。自分では忙しさにかまけてなかなかできないから、実は理科こそ塾で受講して早めに仕上げておくと良い。」
という私からの個人的なアドバイスは息子に届きませんでした。
息子は自分で理科も頑張るつもりだったそうですが、2年は部活と、夏休みも体育祭のマスゲームの練習。3年の7月まで大会があった部活。9月にある文化祭では、3年生全員が劇を作り上げるため、夏休みもその練習と大道具の制作に時間を割かれるという学校生活の中、理科の勉強が疎かになったのは厳然たる事実でした(>_<)
3年生の冬は、模試判定の足を引っ張った物理と化学を間に合わせようと、長男は理科ばかり勉強しているようでした。
私が「過去問にまだ手を付けないの?」と言っても「まだまだ」と言って、「時間がほしい。」「あと一か月ほしい」「一週間でもいいからほしい」というのが口癖になっていました。
過去問は、塾などで、とびとびの各問を解いてはいたようですが、年度毎の過去問を時間をはかって何年度も解くという作業をする余裕は全く無いまま、なんとか理科を間に合わせて臨んだ二次試験でした。
東大現役合格するような私立超進学校の生徒たちは、余裕で過去問をしっかりやってきている筈です。このような状態では、合格できる筈がありません。完全なる時間不足です(>_<)
後にもらった東大本試験の成績開示では、理科は合格者の平均点を上回っていました。ところが、得意だったはずの英語と数学がかなり悪い結果でした。
不得意な理科しか勉強していない間に、得点源にすべき筈の英語と数学の感を鈍らせ、力まで相当に落としていたのです(>_<)
後の祭ですが、こうした結果を受けて、
特に受験間際は、各教科を万遍なく勉強する事の重要性
を息子も身に染みて理解したようです。
息子の反省点をまとめると、
ひとつ目
◇理科を2年生のうちから基礎力をしっかりつけておく
特に授業進度の遅い公立高校に籍を置く場合、自力で出来る人は必要ありませんが、そうでない場合は、映像授業でも通塾でも良いので、先行して勉強し、受験に間に合わせるように持っいく!
ふたつ目
◇二次試験の間際は、各教科万遍なく勉強する。
ということになります。
これから入試に立ち向かわれる方々の参考になればと、恥を忍んで書かせてもらいました^^; 息子よ、