すっかりご無沙汰なうえに、最近はすっかりハイキングブログのようになっています。そんな私のブログですが、今でもかなりの数の方が読みにきてくださっているようです。ありがとうございます。


最近は、高位脛骨骨切り術のブログも増えていて、術後の回復が不安で、先に手術を受けた人の術後の様子に興味を持たれる方が多いのかなと思います。



で、現状。



とても快調です。

今年の3月に、リハビリジムから普通のフィットネスジムに移りました。

固かった足首の動きもスムーズになり、脚力もついてきました。背伸び、ジャンプ、ジョグ、正座。ハイキングも18キロ、コースタイム7時間の縦走ができるまでに回復。


私は骨癒合が遅くて、抜釘までに2年以上かかりました。主治医の先生は、時間をかければいずれ骨はきちんとつく、とおっしゃっていたし、いつかは良くなる、と期待してはいましたが、一時期は疑心暗鬼になり、手術を後悔した時期もありました。


また、骨癒合に至った後も、長い療養期間のために体のバランスが狂ってしまい、筋力も著しく落ちてしまって、普通に動けない、体のコントロールが思うようにいかない期間が長くて、抜釘後も長い期間、リハビリが必要でした。


正座は早い時期から出来ましたが、走れるようになりたい。ジャンプできるようになりたい。弾むように足取り軽く歩きたい。痛みを用心しながらでなく、軽々と動きたい。


ずっとそう思ってリハビリを続けてきました。今年の秋になって、やっとジムでのトレーニングをしていて手術の後の痛みを用心しながらでなく動けるようになってきました。身軽に動けるようになってきました。朝起きてすぐに2階の寝室から階下へ降りるときに、階段で身構えずに駆け降りて行けるようになりました。


まだまだ、階段を駆け上がるとか、全力疾走するとか、軽々とジャンプを続けるとか、岩場を登山するとか、、、。


昔のようには出来ないことも多いですが、ほとんど痛みを気にしないで身軽に動ける体を取り戻せました。手術をしてから4年近くかかりました。定年前に元気な体を取り戻すべく、50代で手術を受けたのに、リハビリ中に定年を迎え、高齢者の仲間になりつつあります。新しく不調をきたさないように、取り戻した元気な足をこの先長く保てるように、トレーニングを続けなくてはなりません。



最近、プロのドラマーの先生にドラムを習い始めました。バスドラムを手術した右脚で思い切り叩いています。ずっとやってみたかったドラムセットを両手両足を使って思う存分叩いています。気持ちいい。


ハイキングも、標準タイムよりも余裕を持って歩けるようになりました。道を譲るだけだった私が、ときには道を譲ってもらうようになりました。


どんなに力を入れても、どこに筋肉があるのかわからないほどフニャフニャだった下腿部。今では、筋肉標本のように幾つもの筋肉を触って確かめられるようになりました。触らなくても、筋肉の存在が見てわかるレベルになっています。筋肉が復活したおかげで、カーフレイズも片足立ちもスクワットもスムーズです。



術後の回復は個人差が大きいと言われます。これから手術を控えている方、リハビリ中の方、回復がスムーズな方、思うように回復しない方、いろいろな方々がこのブログを見に来てくださっているのだと思います。


私は、ここまで、本当に長かったですが、皆様は、良い経過でありますように。