ハローエブリワン
本日はお料理ではなく、お心理学を学ぶコーナーとして1記事使わせて頂きたく思います


あまり心理学に興味ない方は
スルーして頂けましたら幸いです











・友達感覚で話が出来る

・亭主関白もしくはカカア天下

・家事は片方がやり、その分片方が仕事を多くやっている

・基本的な会話が「私(俺)は今日どこどこに行く」等、主に自分に関する出来事を話す



さて、
ザッと例を出してみましたが
この特徴は
長続き夫婦か長続きしない夫婦か
どちらの特徴でしょうか






正解は












長続きしない夫婦の特徴です







さて、皆さんはいくつ当て嵌まりましたか?

多く当て嵌まっている方は気をつけてみて下さいね



以上、長続き夫婦と長続きしない夫婦の特徴でした





....




えぇえ?!という叫び声が聞こえてきそうなので
ポイントごとにホンマでっか風に解説していきます









配偶者は友達にしてはいけない?!





なんでなんで!?仲良しって事は良い事じゃん!



確かに「仲良し」は良い事♡



しかし、
友達関係として仲良しな事と配偶者として仲良しな事には決定的な違いがあります





さて、
友達に求めるものはなんでしょう?

「楽しさ」「楽さ」「共感」「共通」等ではないでしょうか。
これらは人が仲良くする為の要素です




仲良しの友達というのは大抵同じ価値観だったり、似たような人間性、個性、趣味、環境の持ち主な事が多いかと思います。



そして一見、同じならば同じ程
ひとつ屋根の下 上手くいきそうなものです。


しかし
似たような人たちが上手くいっているのは、
"ひとつ屋根の下じゃないから"なんです




はて?どうして?



皆さんはこんな経験はありませんか。



▶︎恋人と喧嘩して友達に相談した時に
「自分はシカトするつもり」と言うと、

「それで良いと思うよ!自分もその立場ならそうする」と同意してくれる。




▶︎愚痴を溢した時に
「わかる!」と同意してくれヒートアップして盛り上がった。






似たような人というのは主に同意しかしません


つまり、
平和な日々の時には有難い存在ですが、
何か問題が起きた時には2人いても解決力がまるでないんですね。



家族になれば共有しなければいけない大きな問題など沢山出てきます。

細かい問題も勿論沢山あります。



違う視点から物事を見て
違う意見や提案を述べられなければ
2人いても1人で考えこんでいるのと意味は同じで、

それがエスカレートした時に
「同族嫌悪」という心理作用が働き始めます。




例えば、

あなたも配偶者もインドアだとしましょう。

しかし、フとある時TVや情報誌を見て「ここ行きたいな」と久々に思った。

配偶者に行きたいと言うと
「出歩くの好きじゃないのに突然どうした。別に行かなくていいじゃん」と、いつもの自分と同じ反応をされる。


「たまにはいいじゃん!」

「お前もこの前行かなくていいじゃんって言っただろ?!」

ギャーギャー





だらしない事を気にしない2人。

あなたは靴下をポイッ

配偶者はシャツをポイッ


シャツをポイッとしたのを見て、
「ちょっと!さすがにシャツは放り投げないで!」

「お前も靴下放り投げてるだろ!変わらない!」

「大きさが違う!」

「関係ない!」

ギャーギャー




同族嫌悪が働くと、どんどん相手の小さな事が気になりだし
"どちらがマシか"のマウントを取り始めます。







話は少々変わりますが、
意見や考えを尊重出来る相手とは
どんな相手でしょうか。


それはあなたが尊敬してる人です。



お互いに尊重し合う為には
お互いが尊敬し合っていなければ成り立ちません。


人が他人を尊敬する瞬間というのは

・自分には出来ない事をやっている
・自分には持ってない良いところを持っている


大まかに分けてこの2つかと思います。



何が言いたいかって、

自分と似てる人や同じ人に対して人は
尊敬心が湧かないんです。


それでもまだ恋愛感情があるうちは華。

恋愛感情が薄れてきた時に、
共感は出来るが尊敬は出来ない似たような人が毎日隣にいたら
同族嫌悪がフルで作動します。



逆に、
意見や考え方が違えど
お互い尊敬さえ出来ていれば
相手の意見を1つのアドバイスとしてすんなり受け入れ「仲良く」出来ますし、

何なら自分のもう一つの武器として
頼りがいさえ感じられるわけです。









家事は片方だけがやるはアウト?!






専業主婦、専業主夫、共働き、
状況は関係ありません。




配偶者と関わる舞台というのは主に「自宅」になります。



あなたが仕事をどんなに頑張っていても
お金をどれだけ稼いでいても

配偶者と関わる舞台というものは仕事でもなければお金でもありません。




配偶者と関わる舞台で
いかに対等か。

これが長続きするポイントです。




対等と言うと、"同じ事を同じだけやる"と捉える方もいらっしゃいますが

対等というワードは本来そういった意味ではないです。




以下、家庭内で想定される対等と非対等を並べます。





:いつも全部やらせてしまってごめんね。

助かってるよ。ありがとう。

君は仕事も家事もこなして凄いよ!

休みの日は自分がやるからね。

君のおかげで安心して仕事が出来るよ。





:自分は仕事してんだから家事は任せるの当たり前でしょう

疲れてるんだから手伝えないよ。

文句言うなら君も休みの日に家事すればいいじゃん。自分は汚くても気にしないし

養ってるの自分なんだけど?





一目瞭然ですが、
対等じゃない関係というのは
暴言やモラハラのオンパレードになります



それを聞かされている配偶者が愉快に過ごせるわけはなく。

段々と陰りが出てきます。




一方、対等な関係というのは
人として認め、人として労り合える関係になり
自然にお互いが感謝するようになります。


なので、亭主関白、カカア天下にも繋がりますが
この二つはあまり良いとは言えない関係です。





そして最後。



会話が自分主体になっていたら、危険!?






人間は本能的に、



自分の事を好きな人が好きですし
自分の事を嫌いな人が嫌いです

↑その心理学についてはリクエストがこない限り解説しません。




でもその本能はいつしか
一緒にいて安心感に変わった頃に
作用しなくなります。


当然、自分の事は好きだろう。という根拠のある自信に変化するからです。



それを時に「甘え」とも呼びます。




甘えが発動すると、
本来の人間の欲である「自分を知って欲しい」が前面にめきめきと出て来ます。


なので、


自分は今日こんな事をした。

自分はこう思う。

自分はいついつどこに行く。

自分はいまこんな状態。


といった自分の話が会話の中心になります。




しかし考えてもみて下さい。


初対面の方にそんな話をしますか?




人は本能的に自分を好きな人が好きという事を知っています。
言い換えれば自分に興味がある人が好きという事です。


なので、初対面の相手やそこまで深い付き合いじゃない相手には
「あなたに興味がありますよ」を示し好感を持ってもらう為に
相手に関する話を中心にします。



何していたの?

何何について君はどう思う?

あの件は大丈夫でしたか?

あなたの作品見ましたよ!感動しました!

その後どうなりましたか?



こんな具合です。



そんな簡単な事で?と思うでしょうけれど

人間とは不思議なもので、
こういった自分主体の話を相手に振られる事で

自分は必要とされている。

自分を認めてくれている。

自分に好感を持ってくれている。

自分に尽くしてくれている。


と感じ、毎回自分の存在意義を他人で確認しているのです。




それがいつしか相手主体の話ばかり振られるようになった時、

「今はあまり自分には興味ないんだな。」

「自分の事は気にならないんだな」

そう感じ取り、
虚しさや孤独感で深層心理は包まれます。


まあ、簡単に言えば
話していてつまらなくなるんですね。




それこそ、
「あなたに興味ない!」とはっきり言われた方がまだマシで、

実はこんなナチュラルな現象だからこそ
孤独感が倍増します。

ナチュラルさこそリアリティーがあるからです。




深層心理なので自覚の有無などは問わず
この状況下、
「自分に凄く興味あるんだな」と感じる異性に会ってしまい気付いたら不倫
なんて事はザラにあります。





LINE、通話、会話。
思い起こしてみて
「自分主体の話ばかりで配偶者の事を聞いたりしなかったかも」

という方は、今日から気をつけてみて下さい。



あ、しかし
長いこと配偶者主体の話を振っていなかった方は
"詮索や疑いで聞いてきている"と思われないような会話を心がけて下さいませ。








まとめ



・似ていても違う部分を見つけ出し、違う視点から発言が出来るようにする



・配偶者とは違う武器を身につける




・会話は相手主体になるように気をつける





これを意識すると良いですニコ










料理家あゆみん