ご報告させていただきます。
私の最愛の愛犬、小麦が右目を摘出しました。
摘出しなければならないと先生から宣告を受けた時、頭の中は真っ白になり、時は止まり、泣くことしかできませんでした。
手術を受け、片目になった小麦の顔を見たとき、心の整理はまるでつきませんでした。
大きな手術を本当によく頑張ってくれた小麦を、
不安で不安で怖くてたまらなかったであろう小麦を、
撫でて撫でて撫でて。
「よく頑張ったね」というのが精一杯でした。
入院中の毎日の面会も、不安そうに私に駆け寄る小麦を抱きしめることしかできず、
小麦のいない部屋での時間はまるで時が止まっていました。
病院の先生や看護師さんに本当に良くしていただき、少しずつ表情も出てきた頃無事に退院をし、そこからが本当の闘いの日々でした。
お家に帰ってきたのにいつもと違う視界が不思議だったよね。
抱きしめた時に小麦の左目から流れた涙を、私は一生忘れることはできません。
巻かれたカラーに戸惑い、食事もとれず、疲れているはずなのに眠っては驚いたように起き私の姿を確認する。
心配なことがあると夜間救急に行き、
できるだけカラーを外してあげたかったので外して見張り、飲食やトイレ、精神的なケア。
闘いでしたが、
キッチンからのいつもの景色にこむがいる。
夜中目覚めてはあぁ、こむがいる。
朝目覚めても、あぁ、こむがいる。
それがすごく嬉しくて、尊くて愛しくて、小麦の命に心から感謝しました。
自分の右目を手で隠し、小麦と同じ視界になってみました。
大丈夫。見える。
なにがどこにあって、小麦がどこにいるのかちゃんと見える。
先生が仰った、
「わんちゃんはすぐ順応してくれますよ、日常生活に問題はなくいつもの暮らしを取り戻せますよ」という言葉が、止まっていた時間が動き出すかのように思い出されました。
ちゃんと私が見えてる。大丈夫。
これからたくさんの楽しい景色を見せてあげなきゃ。
私が必ず守る。
絶対に小麦の笑顔を取り戻す。
明るい未来をつくる。
そう思わせてくれたので、一緒に頑張りました。
少しずつ回復し、今ではすっかり元気です!
こんなに可愛い笑顔もみせてくれました。
心からホッとしています。
一番頑張ってくれたのは小麦です。
よく頑張ったね。
本当によく頑張った。ありがとね。
生涯片目のハンデを背負ってしまいましたが、それ以外はとっても元気です!
いや…、ハンデじゃないね。
世界一の、天使のウインクです。
これまで通り、ありったけの愛情を注ぎ暮らしていきます。
心から愛おしいです。
いつもありがとね。これからもよろしくね。
心配してくださったお友達や家族、心から感謝致します。
いつも遊んでくれているお友達、SNSを通して見守ってくれているみなさん、
これからも変わらず、小麦共々、よろしくお願いします😊💕
小麦と歩美より🐶