11月20日は、私にとって大切な方の命日です。昨年のこの日、ありがとうもさよならも伝えられないまま、旅立ってしまいました😭

大切な方…と言うのは、長女の担任の先生です。一度定年退職されて再雇用で入ってこられた62歳のおじいちゃん先生。3年、4年で担任をしていただき、娘が4年生の11月突然のお別れとなりました…😢

先生はとても大らかで、宿題やら忘れ物が多くて、給食も残しがちな長女に対しても、叱ったり指導したり責めたりすることもなく、ただただ温かく見守ってくださいました。面談などで、私が細々と心配事を話しても、『お母さん、大丈夫ですよ。子ども一人一人スイッチが入る時期が違うだけです。何も心配いりませんよ』といつも励ましてくださいました。娘も私も先生が大好きでした。

先生とは不思議なご縁があり、私の職場のお客さんだったので、学校以外でも先生にお会いすることが何度もありました😌


先生が体調を崩されたと学校を2日間お休みされた次の日に、全児童・保護者宛に書面で先生が逝去されたことが伝えられました。持病などはなく、本当に突然のことだったようです😢

涙が枯れる程泣きました。娘もいつも泣いていました。月命日にはベランダでお線香を焚いてご冥福をお祈りしました。故人の為に出来ることは本当に少なくて😭
そして、時間は無情にも過ぎ、少しずつ少しずつ日常に戻っていきました。わずか10歳の子どもたちが受け止めるには重い現実。でも、命の尊さや、予期せぬ別れがあること。当たり前だとおもってる毎日は、本当は当たり前じゃないことを先生は最後に教えてくれたのかなーと思います。

先生の為にこれからできること。
遺された私たちが元気に毎日をしっかり生きる。時々思い出し、忘れない。私は、先生と一番最後に会話したことを心に刻んでこの先もずっと生きる。

先生、いつまでも見守っていてね😉