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本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうも テツヤ です。

 

本日の作業紹介は、都内からご来店頂いた「BMW i8ロードスター(I15)」で御座います。

 

 

項目として一応は作っておいたものの。

「入庫する事は無いだろうなぁ〜。」

と思っておりましたが、まさかのご入庫となりました♪

実車を直接見る機会に恵まれたのは幸運です。

いやいや、見るだけでなくて触れたのだから最高ですね♪

 

さて今回のご依頼はレーダー探知機の取付です。

お選び頂いたのは、ユピテルの「Z900L」で御座います。

 

 

「i8 Roadstar」は、その名の通りオープンカーなので。

モニターからの音声案内では聞き取れない可能性があります。

そんな訳で、スピーカーの独立している「Z900L」は、ドライバーの近くにスピーカーを配置できるので。

オープンカーには適している事になります♪

 

また合わせて、輸入車用OB2アダプタも使用します。

ただしこちらはユピテル側で適合未調査の為、現車での適合確認を行いました。

結果として無事に機能しておりますが、それはあくまでも”今回の車両には”という注釈付きです。

 

そんな訳で作業開始。

「Z900L」は作業範囲が広くなる事が多いので、それなりに内装をバラします。

レーザー受光部付きアンテナはフロントガラスへ。

 

 

スピーカーも上に取り付けるので、ルームランプ周辺をバラします。

SOSスイッチがあるので少々注意を。

 

取付けた部品の配線を下に下ろすので、ピラーも外します。

 

 

ここは比較的シンプルな作り方で助かりました。

初見で心折られそうになる車も多いのですが i8 は親切ですね♪

 

以降は作業に熱中しすぎてバラし画像無しです(汗

なので完成画像を。

 

先ずはアンテナ部分。

 

 

「可能な限り純正然」

がお客様のご希望ですはありますが、レーザー受光部は露出させる必要があるので、内部に隠し込めません。

しかも助手席側には純正アンテナに加えて、ドライブレコーダーが装着済みだったので、お客様のご希望で運転席側に。

 

 

かつ、できるだけ内側に装着して純正アンテナとバランスを取りたかったので、レーダーのアンテナも内側に設置です。

といった条件がありつつも、車両進行方向に対して左側から照射されるレーダーを受信可能と思われる場所があったのは助かりました♪

車の前に回り込んで、何度も立ったり座ったりズレたりを繰り返したので恐らくはOKかと。

実際に確認する術がないのは痛いですが(汗

 

スピーカーはルームランプ裏に設置です。

 

 

外に露出して良いなら、ピラー上部や、シート後方に設置するのもありですが。

しかし今回の取付条件は「可能な限り純正然」、つまりは部品の露出は最小限なので、これらの取付位置はNGです。

 

という事で、スピーカーはルームランプ裏に設置致しました。

これでスピーカーの露出はゼロですし、レーダーの警報音や音声案内は上から降ってくる事になります。

人が音を聞きやすい、自分よりも前方からという条件をクリアし。

かつドライバーの耳に近い場所なので、ここであれば問題はないはずです。

ここは他車でも経験済みですしね♪

 

そして最後はモニター。

これが一番苦労しました(汗

取付条件は「可能な限り純正然」、なので当然ダッシュボード上には載せられません。

そしてオープンカーという事を考慮すると、外からパッと見た感じで、いかにも取付けてます的な位置もNG。

お客様とご相談した結果、この位置へ取付けました♪

 

 

ここであればダッシュボード上ではないですし。

ステアリングとメーターフード、そしてエアコン吹き出し口に隠れているので、誰かが外からパッと見た感じでは、レーダーが付いていると判りにくいです。

お客様は基本的にモニターを視認する事があまりないので。

常時モニターが見えている必要はない。

逆にアニメーションがチラチラ動くのも煩いとの事なので、ここがベストな位置になります。

 

 

通常時は余計なものは視界に入れず。

しかし警報音や音声案内は、ルームランプ裏に設置したスピーカーから降ってきますので。

信号待ちや停車中などの余裕のある時に、ひょろっと覗けばモニターは見えます♪

 

 

そしてモニターを覗き見した時に見やすいように。

モニター位置は、モニター上部を車両進行方向と垂直に設置。

つまりは人間の両眼と水平位置であります♪

 

当初、モニターは内装に直付けで予定していましたが。

それだと条件をクリアできないので。

 

 

専用ステイを作成して、モニターを浮かす事でクリアしました♪

車両の性格を考えると両面テープでの直付けでは格好悪いですし。

設置部分がカーブしているので、夏の猛暑で剥がれてしまう可能性もあります。

しかしこれであれば、諸々の条件をクリアできるので無問題です♪

 

という事で今回のご依頼は無事に終了。

なので以下は、折角の撮影機会を頂いたので、撮った画像をご覧下さい♪

 

 

テスト時に少しだけ運転させて頂きましたが。

いやはや、これは凄い車でありました♪

ただ運転するだけで、ここまで興奮したのは、いつかのLFA以来でしょうか。

またこの分厚いドアも一見すると重そうですが、ダンパーのおかげで開ける時は軽々です。

乗り降りは少々大変そうですが、尻を滑らすようにすれば然程でもなく。

という部分をマスターしたとしても、自分では到底届かない車なので、意味はないのですが(涙

 

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