「人生は絶望だ。」「人生は希望だ。」わたしが、信じる格言はどちらか?

答え、どちらでもいい。私が問題にするのは、その言葉にある「奥行き」みたいなものだ。

個人的には、『夜と霧』で有名なフランクルの、ある言が好きである。

奥行きのある、裏付けとなる人生がある人の言には、魅力がある。自分と反対の事を言っていても納得しうるのである。

毎度毎度のTSUTO☆KENこと、「坂本つとむwithケンイチ大倉」のお二人だが、ライヴで色んな楽しいMCを聞かせてくれる。やはり、奥行きあるからこそ、笑えるのかなと思う。

ケニー(ケンイチ大倉)のオフィシャルブログがあるのだが、サブタイトルに、「いつも心に太陽を!」とある。

最初、きれいな言葉という印象を持った。1年以上前。当時は何だかしんどい人生を見た残照からか、亡き母が、口癖であった、「眠っている時が一番幸せ。」に、支配されていた。

世間に後ろめたさを、感じてもいたので、私は夜の闇が救いであった。

いつも心に太陽があったら、どうなっちゃうのだろう???それはどういう事なのだろう?奥行きをはかるような1年であった。

私はあくまで、「ファン」なので、ライヴ上で、いつも楽しませてくれて、段々と奥行きを感じだした。

たまには、心の日向ぼっこも悪くないかなと。

まだまだ、世の中にさらけ出せない闇がある私だが、時々、心の日向干しを始めつつある。どれだけ、奥行きがあるか未知数であるが、夜の闇をしらなければ、この言はないと思う。

夜が明けたら、少し日差しを入れてみよう。

バランスかな。

(写真 ケニーこと、ケンイチ大倉)