東京新聞7/11朝刊に、山口が寄稿させて頂いた書評が掲載されました。
webにも掲載されましたので、ご覧頂けましたら嬉しいです。

原田光子訳編「大ピアニストは語る」(河出書房新社)は、復刊された幻の名著です。

私にとっては数年前に古書店で運良く入手し、絶版であることがあまりに惜しいと思っていた愛読書です。この度の復刊に本当に歓喜しています。

ブゾーニ、パハマン、ラフマニノフなど偉大な音楽家たちが、ここまで語るのは極めて貴重です。

訳者は「クララ・シューマンとブラームス 友情の書簡」「真実なる女性 クララ・シューマン」などを手掛けた原田光子さん。

日本にクラシック音楽を広げることに尽力した原田さんの功績は大きいですね。

この度の復刊書は音楽大学では学生たちの必読書として授業で扱って欲しいですし、ピアノを愛する全ての方々に是非お読み頂きたいです。