まもなく世界初録音となる新譜をリリースします。
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調 Op.103『1905年』(作曲家自身によるピアノ4手連弾版)と、タヒチ・トロット Op.16(原曲:ユーマンス:二人でお茶を)を収録しています。

1905年の第一次ロシア革命を壮絶なまでに描写したこの交響曲の連弾版は、長らく楽譜が絶版状態であったため幻の存在でした。貴重な初版譜を日本屈指の楽譜コレクターの高沖秀明氏(毎日放送ディレクター)から提供いただき録音が実現しました。

ここ数年、ショスタコの連弾編曲による交響に毎年取り組み日本初演していますが、優れたピアニストでもあったショスタコ本人による連弾版を多くの方の耳にも届けたいという情熱を形にすることが出来ました。

ブックレット解説に高久暁氏と高沖氏にご寄稿いただき、謎多いショスタコやロシア音楽について知り尽くすお二人による内容は書籍になってよいほど。

5/30発売予定です。予約受付中のこちらHMVページの商品説明もご覧頂けましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。