今日10月17日はショパンの没後176年の命日です。最近、遂にショパンの「デスマスク」のレプリカを入手しました。ショパンの「左手」と共に家宝に。どちらもショパンを看取った一人で、ジョルジュ・サンドの娘ソランジュの夫で彫刻家クレサンジェによって製作されました。
午前2時にパリのヴァドーム広場の家で息を引きとり、夜が明けてからクレサンジェはショパンの亡き顔や左手の型どりを始めます。出来上がったデスマスクは最期の苦痛にゆがむ表情で、ショパンの妹ルドヴィカが困惑した為に作り直されることに。最初のデスマスクはワルシャワのショパン博物館に展示されていて、私も目にすることができました。
入手したショパンのデスマスクを眺めると、高い鼻が魅力的ですが、ショパンは「自分のコンプレックスは、大きな鼻と弱い薬指」と語っていたとか。ショパンのワルシャワ時代、同じ建物に住んでいた隣人エウゲニウシュは、ショパンの容姿について「大きな鼻が容貌に際立った特徴を与えていたが〜それにもかかわらずショパンの顔はこのうえなく魅力的な印象を与えた」と伝えています。
ジョルジュ・サンドや息子モーリス、友人で歌手のポリーヌ・ヴィアルドが描いたカリカチュアも、鼻を誇張しているように、ショパンのチャームポイントでもあります。そしてこのように目を閉じ瞑想しながら創作していたのかもしれません。
開催中のショパン国際コンクールは、1970年第8回(今回の審査員長のギャリック・オールソンが優勝)から命日月の10月開催するようになり、3次予選と本選の間に命日が訪れるようにスケジュールが組まれています。今年もショパンの心臓が納められているワルシャワ聖十字架教会にはコンクール出場者や審査員など、沢山の参拝者が訪れるでしょう。
再びパリのぺール=ラシェーズ墓地と、ワルシャワ聖十字架教会でショパン詣でできることを願いつつ、今日は神聖なデスマスクを拝みます。





















































