14日に放送された「CHEF-1グランプリ2024」の決勝をやっと観ました。すごかった。
 

何回か決勝まで行っている無冠の帝王・山下泰史さんのリベンジなるか、または新星で京都日本料理の名店「緒方」の姉妹店「東山緒方」で働く木村僚佑さん。

両名どちらも応援していて、優勝が決まった時には感動を超えるに超えて。
勝敗はわずか一票差

審査員の方々の面々や評の言葉からでも、聞く度に複雑な思いに駆られました。


山下さんの取れない優勝の悔しさの涙。準決勝では勝ったけれども師匠に褒められて自信があっただけに評価が低かった木村さんが流した涙。

忘れられません。
全テーマが「革命を起こせ」で、インスタントラーメンを使った料理、肉じゃが、ハンバーグと審査員の方々の評を聞き、仰っている事は充分と理解はできるけれど、それ故にかなり難しいです。

 

また来年を観たい。熱い闘いでした。
しかし新星の木村さんの和食センスは本当に素晴らしくて(さすが京都というものか)、羨ましいです。

 

報道&読書メモ(その1)

 

■物価高や人件費高騰で花火大会の中止・縮小相次ぐ 新たな財源の“柱”で有料席は(7/16)
 →予告なく小規模で続ける手はどうだろう? 県内でやってたな。
■黒川ダムに軽乗用車が転落 運転していた女子学生が死亡 救助に向かった男性が行方不明 長野・木曽町(7/17)
 →なぜ?だらけの事件。119ではなく学校に連絡したとか……。
■「7%だったら仕方ない」牛丼チェーン松屋が“深夜料金”を本格的に導入 人件費を価格に転嫁(7/17)
 →5月の企業倒産 11年ぶり1000件超 物価高響く 人手不足も深刻化(6/10)リーマンショック以来との事、8月が懸念されるとの口コミ……来月やけど。
■グーグルマップに“悪質なクチコミ”医師ら63人がグーグル社を提訴(7/17)
 →住所の情報が改ざんされたりしているってどういう事か。
■『らんま1/2』完全新作アニメ10月放送開始で主要キャスト続投 32年ぶりTV新作で制作はMAPPA(7/17)
■“行方不明”がテーマの展覧会、7月19日から東京・日本橋で開催(7/17)
 →薬が4日分行方不明なんです……。
■タイの高級ホテルで外国人6人死亡 毒殺か ティーカップから猛毒「シアン化物」検出 投資めぐり金銭トラブルか(7/17)
 →6人は日本に病院を建設するという名目の投資をめぐって金銭トラブルを抱えていたという情報もあり。

 

読書50「復讐鬼」/斎藤栄/光文社 (2005/9/8)/303ページ

内容説明より以下、
十数年前に服役した男が出所し、当時の関係者に報復を開始した。
二階堂日美子の旧友も脅迫された後、大怪我を負った。
男は次なる標的を求めて行方を絶つ。
友の窮地を救えなかった日美子は、警察に協力を請い、男の潜入先、神戸へ向かった。
そこで起きる血塗れの変質的殺人。
その矛先は日美子に…。
奇抜な発想と、意表をつくラストに注目の文庫書下ろし。


2024年6月、没。著者の本で追悼コーナーができており、読んでみようかと一冊をセレクト。それがこの「復讐鬼」で、シリーズもので、火サスをイメージしながら読んだ。著者の本を読むのは、初めてである。

「日美子」シリーズというらしい。タロット占いを使うらしい。
30年近くも経ってから書かれた「枕草子殺人事件」の犯人がまた登場する続編、という。
主体は日美子さんだが、二階堂一家の旦那である警視正のさとるさんが不在。
娘も出てきて成長ぶりを日美子は頼もしく、嬉しく感じとる。
ベースとなる枕草子の事件の事は読んでいるうちに大体が分かってきて、
そうして骨組みが出来た後は、犯人の狂人ぶりが段々と明らかになっていき迫ってくるため、恐怖になっていく。一変して面白くなっていくが、規模が大きいな!(笑)と読了した。結果的には面白かったなーと思う。
タロットというものは自分にとっては昔にあったなーと懐かしさがあったが、
今だと斬新だった。長いシリーズもの、さてこれから手を出して読んでいいものか、悩んでいる。面白そうでは、ある。
最後になると、神の話が。この頃にその道に入って行かれたのかな?
ご冥福をお祈りするとともに、おつかれさまでした。

 

 

 

7/21(日)、マールブランシュ湖南移動販売へ行きました。

 

悠に30℃は超えているであろう暑い中で、11時開始頃には前にお客様は15組ほどの行列。

続々と車が入って来ていました、とてもありがたい事です。

暑いしわざわざここまで、そんなにも来ないかなという予想に反して、嬉しかったです。

 


私は当日まで予定ではなかったのですが、久しぶりにこちらでケーキ等を買わせて頂きました。湖南限定の割れクッキーは個数制限は無さそうでしたが次々と買われて補充補充、との流れでした。
先月は来ていませんが今月この調子で来月はどうなるだろうこちらの取り組み、内容次第?と考えます(節目にもなるのかな?)。
湖南頑張れ(叫)!

皆様、おつかれさまでした。マンゴーのロール美味しかったです。ありがとうございます。

 

 

この後、地元の温泉に行き、リフレッシュ!

プールが久しぶりでした。昔に買った水着が着れて、よかったよ……。

(- -) 痩せませう。

 

報道&読書メモ(その2)

 

興味深かった記事がありました(最後)。

■増える20~30代のゴミ屋敷 5年で3倍以上の問い合わせ「助けを求められない人も」業者が見る社会問題との関係(7/18)
記事
■関東甲信・東海 梅雨明けと同時に厳しい暑さ 週末から一段と危険な暑さ 熱中症警戒(7/18)
■スズキ13万台リコール 変速装置に不具合 国交省(7/18)
■美川憲一60周年記念シングルは“B'z・松本孝弘作曲×GLAY・TAKURO作詞”に(7/18)
カオス!(笑)
■新型コロナワクチン 高齢者など対象の「定期接種」は10月1日から(7/18)
■セルフレジで客が減る? 欧米で「セルフレジ撤去」の動き、日本はどう捉えるべきか(7/18)
記事

〈記事内容まとめ〉
・2023年末に、運営する28店舗のうち26店舗に有人レジを設置し、セルフレジをやめたという報道があった(英国のスーパーマーケットチェーン「Booths」)。
他にも、北米のディスカウントチェーンストア「Dollar General」は、2024年3月にセルフレジ縮小を発表。
セルフレジは顧客のエンゲージメントや店舗に対するロイヤリティーを下げている可能性を示唆する。
実例で、大きく違うのは客数。セルフレジ化した店舗群は客数が2%以上もダウンしており、明らかに一定の客離れが起きていた。加えて、期間中の買上点数も下がっていた。
消費者はセルフレジで「あまり多くの点数の買い物をしたくない」と考えている可能性がある。
そしてこれが常態化してしまうと、コンビニなど他業種への流出につながってしまう可能性がある。

・キャッシュレス決済はどうか?
メリットは、現金の数え間違い・お釣りの準備といった作業が不要、現金の盗難といったリスクも低減できる点。
しかし複数の決済手段に全て対応しようとすると、扱うハードの費用やオペレーションの複雑化は見過ごせないコスト増に直結する。

・セルフレジは小売店側の課題を解消するために推進されているので、小売店主語のDX(リテーラーセントリック)。
・キャッシュレス決済はユーザー側にキャッシュレス手段が増え、需要が高まっているためユーザーが主語のDX(ユーザーセントリック)。

・ユーザーセントリックの「ゆっくりレジ」がある。会計を焦らずゆっくりしたい来店者のためにつくられたもので、いくつかの小売店が導入している。

・先行した北米・欧州ではセルフレジ撤退とする小売店が出始めており、日本ではどうなるのかが今後の注目。

スーパーに行き、セルフレジの方が行列だった事を思い出す。売上げを望むなら有人の方がいいのか?と少し考えさせられた。消費者は両レジで選択する事、店側は、ユーザーセントリックを忘れてはならぬとしめくくる。
 

■読書51「こちらあみ子」/今村夏子/筑摩書房 (2011/1/10)/199ページ

読んだのは2011年の単行本の方で、表題作と「ピクニック」が収録されたもの。

Amazon商品紹介より、以下です。
あみ子は、少し風変わりな女の子。
優しい父、一緒に登下校をしてくれる兄、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母、憧れの同級生のり君。
純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応なしに変えていく過程を少女の無垢な視線で鮮やかに描き、独自の世界を示した、第26回太宰治賞、第24回三島由紀夫賞受賞の異才のデビュー作。


まず、「こちらあみ子」について。ネタバレあり。
元が「あたらしい娘」を改題した。原題では、理解し難い配慮だろうか。
「おもしろい、だけじゃない。多様な読みかたができる、豊かで奥行きのある」と、三浦しをんさんが評した通りです。
そういう意味では改題はどうかなー?と思う。
「こちらあみ子」だと、「誰も応答してくれない」→孤立していく。

こっちに頭が行っちゃう(固定される)から、作者がどういった意味でタイトルを付けたのかな、っていう想像範囲が狭くなってしまうかな。

さておき、大体が、読めばこの子は発達障がいを持つ子なんかなって決めつける。

だが内容には、一切書かれていない。

自分もおかげで読後に理解し直したが、発達障がいは近年で、海外からでは40年くらい認知が遅れてると言われている日本。
自分も知識で蓄え始めたのはまだ2~3年ほど前、自分の無知さを呪ったよ。
これからでも知っておいた方がいいと思う。法律も変わっていくし。
アスペルガーとか、よく聞こえてくる。海外ドラマも観た。
公表している有名人らもいるし、発達障がいって病気ではない。理解してほしいのは、どこにでもいるという事で、読んでいるあなたもそうかもしれない。

さて、自閉で自分の興味にしか考えられないあみ子さん。
家族に同級生たち、先生。みんなが優しいが、諦めている。
何が幸せ?
社会で生きていけないのは不幸?
それは何が悪いのだろうか?
「無知」「無理解」と、環境が悪いと指摘する。
ここに出てくる周囲の方達も、自分達の社会を守ろうとした。
だが、あみ子の成長とともに、積もりに積もり、あみ子は結局捨てられてしまったように扱われるけど、あみ子自身にはそれが分からないから、それで幸せに思えているからいいかな、ってモヤモヤしながら終わる。
終わり方にも解釈が難しい、最初に戻って読み返したくなる。
そしてループするのか、元のタイトルの「あたらしい」に繋がるのか、
まー、捉え方によってどんな解釈でもできそうな事よ。作家さん、巧い。

ひとまず芥川賞をとっても何ら不思議でもない作品でした。

「ピクニック」について。ネタバレありあり。
読み始めでどこがピクニック?と疑問に感じると思う。最後で分かる。
しかしこれまた、真っ黒だな(笑)。作家さんは対比をよく使う。
一見、いい話かと錯覚させる語り方。これが巧いなと唸る所よ。
人の表と裏を推察しながら読む。でもまさか語り手に悪意があるなんて思いもよらない、してやられた感が最後にあった。
読んでいくうちにアレ変だな、と思い始める。疑い出してからが面白くなってくる(逆に悲しくなって気分悪くなってくるかも)。
これも捉え方でどんな解釈でもできる事よ。

どちらの作品でも、希望が見出せそうにないが、しかし風刺のきいた、余計な事を語らぬ事でこちら任せをさせるその文章力。
一気に読ませますね、読んでよかったです。

 

 *

 

お中元の時期ですねー、何を送りました? または、届きましたか?

需要が減っているでしょうけど、ね。

我が家では田舎からミカンが届いたり、京都北山の方にある(ライバルか?)ゼリーがコーティングされたようなアイスバーの詰め合わせが送られてきました。

マンゴー味で早速食べて、冷やされたー。

最近はずっとマンゴー味ばっかり食べている気がします。

 

報道&読書メモ(その3)

 

■老舗企業の倒産 前年比2倍ペースで急増 物価高など影響(7/20)
■メイトーのアイスに「ゴムパッキン」混入 健康被害の恐れで約1万8700パック回収(7/20)
■新型コロナ“第11波”か 「薬代が高く服用を断る患者も」検査や薬などの費用はいま(7/20)
■“水が飲めない子ども”増加 「味がしない」「飲んだことがない」コロナ・熱中症(家庭での習慣、温暖化の影響も)が原因か(7/19)
■しまむら創業者の島村恒俊が逝去 享年98(7/22)
■山崎賢人“日本人初”の授賞ニューヨーク・アジアン映画祭「The Best from the East Award」【キングダム 大将軍の帰還】(7/22)
■ウズラ農家苦境 支援を 給食事故で使用中止広がる 全国6割超生産・愛知(7/22)
■京都タワー「たわわちゃん」事業終了 作者が経緯明かす(7/22)
■スタバ×霧島酒造 初のコラボ施設を宮崎県に2026年春オープン(7/22)
■『地獄先生ぬ~べ~』2025年に新アニメ化 人気作の再アニメ化続々「令和どう(した)」トレンド入り(7/22)

■声優・小原乃梨子さん死去 88歳『ドラえもん』野比のび太役など(7/23)
■法定速度60キロから30キロに 生活道路 26年9月から 政府(7/23)
■「喉にできたら窒息死」果物アレルギーに悩む芸能人たち(7/23)
 →少数ですが「水アレルギー(俗称)」というものがあるそうです。正確には「水蕁麻疹」で皮膚疾患です。
■「ペンギンの足が離れている」デザイン不備で販売中止 都立動物園オリジナル商品に「もったいない」の声(7/23)
■「アマゾン薬局」が日本に上陸 服薬指導から処方薬の配送までオンラインで可能に 23日からサービス開始(7/23)
 →お年寄りには使いづらいですかな……。

 

■読書52「あひる」/今村夏子/書肆侃侃房 (2016/11/18)/‎144ページ

Amazon商品紹介より以下。
 

【新たな今村夏子ワールドへ】

読み始めると心がざわつく。
何気ない日常の、ふわりとした安堵感にふとさしこむ影。
淡々と描かれる暮らしのなか、綻びや継ぎ目が露わになる。

あひるを飼うことになった家族と学校帰りに集まってくる子供たち。
一瞬幸せな日常の危うさが描かれた「あひる」。
おばあちゃんと孫たち、近所の兄妹とのふれあいを通して、揺れ動く子供たちの心の在り様を、あたたかくそして鋭く描く「おばあちゃんの家」「森の兄妹」の3編を収録。


単行本で読んだ。2016/11/18発行。
よく伏線というか、沢山ありそうで読み返すと面白い。以下、ネタバレしまくり。
表題の「あひる」と、「おばあちゃんの家」「森の兄妹」が続く。
実はこの3編、全部繋がっているのではないかと思う。
時系列でいうと後の2編から戻って「あひる」へ。
・弟は「将太」くん
・姉は「みのり」
・おばあちゃんがいた
「あひる」では大人になった「みのり」か?名前が出て来ず「わたし」人称。
そして「おばあちゃんの家」では弟が出てくるが名前は出て来ず、「あひる」では「将太」が出てきた。
そうやって考えてみていくと可能性が大きかった。
家族構成がおばあちゃん・母と父、姉と弟で共通するからまさかな、と思っていたら。うっわ、面白いってなった。

びわ、って家庭で植えると不吉と言われている。
理由は諸説あるが、病人が寄ってくるとかいう。びわは食物としては病気にいいのだが、それが返って病人を寄せつけるというものだ。現に、「森の兄妹」の2人が誘われている。

そして唸ったのが“”だ。気づいた人がいないのかと他を探してもいない。
3編とも“鳥”が出てくる。ニワトリ、あひる、孔雀、キジ。
ニワトリ小屋をあひる小屋にし(「あひる」)、あとの2編中で孔雀とキジが出てきた。
2編が繋がっている事は読めば察しがつくと思う。わたし(みのり)が小さい時に見た孔雀を森の兄妹が見た。実はキジだったが。
それを読んでまた「あひる」を読み返すと、“わたし(みのり)”のとある行動の前に、違った解釈ができた。
あひるが死ぬ前に、カギを探しにきたと言っていた男の子が現れる。
“わたし”は彼が何者なのかを考える。「真夜中に突然やってきて、食べるだけ食べたらサッサと帰っていった不思議なお客さん」「でもどこかで見たことがあるような気が、しないこともない」と思考を綴っている。
これは「森の兄妹」の事を思い出そうとしている。
思い出したどうかは不明だが、結局“わたし”はあひるの恩返しの方をとったようだ。都合のいいように生きる、悪い事は隠す。本書のテーマに添うかもしれないが、1つの発見だった。

「あひる」が他2編の後日談となるなら、おばあちゃんは亡くなったか居なく、
悲しい事を隠すような両親が痛ましい。このままだと断絶してしまいそうだったが、弟夫婦に子どもが生まれ、もしかしたらおばあちゃんが住んでた小屋(可能性が)の後に、取り壊してブランコができる。
こうやって人間は生きていくんだよ。
それを皮肉たっぷりに受け止めた、本作だった。いやぁー、ブラックは好きなもので、こんな短い話の中で探し物をしながら読む、面白かったですな。

こちらを読む前に「こちらあみ子」「ピクニック」を読んだので、ただ坦々と表面では日常を書きながらも、何かあるな~と期待しながら本書を読む事ができた。
もっと深堀りしていったらまた違う発見が出てくるかもしれない。
もしやおばあちゃんは小屋に押し込められていたんじゃないかとか(そこまでは無いだろうと信じたい)。
次は「星の子」を読んでいますが、宗教が出てくる。これも作家の持ち味がふんだんに出てきそうで、楽しみです。

 *

 

通院で、問診して薬もらって帰る、だけだったのですが、

聞いてない採血があったり、忘れてた定期検査を思い出して9月に大腸内視鏡検査が。

来月にもまた通院です。そして医者が新たな痩せ薬を勧めてきた。

そこは丁重にお断りする。高いし面倒くさい。

明日から頑張ろう、みたいな? アイスをもらって食べた。

 

いや、マジで少し頑張るわ……。

前回に通院した時の帰った直後くらいから、いきなり2kg増量したもんな。

これが減らずに、どうしたらいいんだろう?と悩み。

ご近所のおばあちゃんからは、ヨガのようなものを勧められた。

 

何かがんばる。

アイス食べてがんばる(コラ)。

この季節、ウォーキングはいいから水分とってと医者から。

 

ひとまず寝よう。

おやすみです。