メイクと整形

メイクと整形

一ミリでも、気になる

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小さい頃は自分が誰よりもかわいいと思っていた。


一人っ子の女の子。

親戚のおばちゃんたちは子供がいない。
ワガママいっても誰からもそれを可愛がられた。

安室ちゃんに似てるといわれて育てられた。
バカだから本当に似ていると勘違いしてしばらく生きてしまう。


小学3年か4年のころ妹が産まれる。

いままでのワガママが通用しない!
かわいいと言われなくなる。
まわりから与えられる言葉の力というのは不思議なもので
今まで世界一かわいいと思い込んでた私は
だんだんとブスになってゆく。。。いや、気付いてゆく。。



コンプレックスだらけだ。



中学生。
好きな人ができても、話しかけることすらできない。
ブスとは話せるのに、華やかな子とは話せない。

恋愛なんて、する価値ない。


自信がまったくない。



中2の夏休み。
ファシオのマスカラをなんどもなんども重ねてつけて、
水に戻したひじきを6本くらいまぶたにつけたような仕上がり。
クレージュの白ピンクのグロスを垂らすようにつける。
2週間くらいで使いきる。

そんなトンデモナイ化粧をして、
顔が変わることが感動で自信がついた。

美容に目覚めて、中学生ながらにビーズアップとか読んでた。


美容の道で生きたいと思った私はメイクの学校に進んで
大手百貨店の外資系美容部員となる。
メイクのインストラクターも経験する。

そんな化粧の世界では、
今まで出会ったことのない美人も多ければ
自分に自信がつくような顔面偏差値低めの人もいた。

メイクを120パーセントしても勝てない人もいる。
でも、80パーセントくらいすれば勝てる人もいる。
なにに勝つかっていうのは、ただの自分のものさし。
それだけが判定する。
それに、とらわれてるんだよなあ~。


メイクをしても、限界があると知る!
100パーセントの確率で勝ちたい。
自分が気に入らないパーツは、メイクではどうにもならない。。。


そして美容整形の世界に飛び込むことになる。
誰よりもきれいになりたい。

それはただ、自分が、自分の容姿を認めてあげてほしいだけなんだろうと、感じながら。。