もう11月。前回の記事を書いていたころは、まだ暑い日が続いていたような。
ピアノにダメージを与えてしまうから、除湿器をガンガンかけて、湿度を下げるように努めていた頃。
エアコンを暖房に変えるようになって、ようやく除湿器に頼らなくてもよい時期になりました。逆に加湿器を出さなければ。
遅い夏休みをとって、実家に帰り、家族と一泊温泉旅行をしてきました。
上高地。紅葉目当てに大勢の人が押し寄せていました。思ったほど紅葉は進んでいなかったのか、夏が暑すぎたからなのか。河童橋周辺はあまり色づいていなかったような気がします。そして、あいにくの曇り空でした。
岐阜県側の温泉地で一泊しました。
お宿は小さい旅館でしたが、とても清潔で、温泉もよかったです。飛騨牛のしゃぶしゃぶも美味しかった。両親が喜んでくれたのがうれしかったです。
転職前は、10月に休みを取ることのみならず、家族のこともろくに考えられなかった。両親も年を取ってきているし、こうやって一緒の時間を過ごすことができることもそれほど多くはないのかもしれないと思うと、気持ちと時間に余裕があるということはありがたいことだと思う。
そういえば、ショパン国際コンクールも終わってしまいましたね。
コンクール中は時間があるときにYouTubeでビデオを見てました。もちろん全部のコンテスタントを見ることはできないので、飛ばしとばしです。
演奏も見てはいましたが、セッションがアップされて一番最初に見ていたのは、休憩中のインタビューでした。
Round 1中は、前日に順番を終えたコンテスタントのインタビューが中心で、面白かった。
素晴らしい演奏をするのに、普通の若者らしい一面やあったりして、親しみが持てました。主なインタビューアだったお二人(BenさんとNaomiさん)はいずれもピアニストらしく、ゲストの話しを引き出すのがお上手。
Round2~3の最中は審査員や専門家がゲストになることが多く、内容が高度だったのでついていけない面もありました。外国では曲目は番号で特定しないのですね。「コンチェルトのf minor」 とか、「プレリュードのc sharp minor」とか。音調やopで特定するので、何の曲について話しているのかわからず…。それでも、ショパンの曲の解釈の難しさや魅力など、なんとなく伝わってくる。コンクールの裏側や運営の面、コンテスタントのメンタルケアなどの話も聞けてなかなか興味深かったです。
最終日の結果待ちのインタビューは流石に冗長なので全部は見ていませんが…。裏方のスタッフなど、引っ張ってこれる人はすべて出演したのでは?と思ってしまいました。
今回は、最終の審査結果に納得いかない方も多いようで…、いたるところで、controversialという言葉が聞こえてくる。コンクールが終わった後も公式サイト以外での分析やインタビューの投稿なども豊富です。論争の内容はともかくとして、手頃な英語のマテリアルが時事ニュースだけだったところに、興味がある分野でいろいろ視聴できて英語学習者としてはありがたい状況です。
ここ一か月の近況はこんなところ。
ツェルニー40(14)(1回目)
ピアノの練習の方は、ツェルニー40の(13)が終わって、次の曲に進みました。重音、まだまだ練習してもよかったのだろうけど、ツェルニー40の終わりも見えてきたので、まあ良いか・・・
新曲は右手アルペジオの練習です。変ニ長調(♭5個)なので、黒鍵のアルペジオの練習曲かな?
2週間の練習期間で、とりあえず最後まで譜読みを終えて持っていきました。強弱などは無視状態で、とりあえずゆっくりと音を追える状態のみ。
何か、譜読みで難しいところがあるかどうか聞かれたので、黒鍵が多いので外すことが多いとお答えしたところ、はじめから右手のみで弾きながら最後まで、ところどころで止まりながら、弾き方、強弱のつけ方などを教わりました。
いつもですと、レッスン2回目ぐらいで教わる内容なので、今の段階ではなかなか高度なことをしているな…と
心で冷や汗をかきながらのレッスンでした。これは頑張らなければ。
ベートーベン(2)(3~4回目)
練習中、ここはこういうように弾きたいな。うまく弾けないな。どうしたら思うように弾けるかな?と試行錯誤していくうちに、なんとなく方向性が見えてきたように思っていました。
先生からも、まとまってきた、というお言葉をいただきました。
あとは弾きこみしていくことかな…
第三楽章もそろそろ譜読みをはじめてみて、と言われましたので、本格的に譜読み始めることにしました。





