昨日から慌ただしくお仕事がスタートしていますが、
今日名古屋はとてもいい天気。
天気がいいだけでとても気分が良いです(^-^)
お気に入りのブランケット持って。
今日もバリっと働きますよ~
さて今日は、
昨年末、大感動(!)の中お引き渡しした
「house O」の洗面のインテリアをご紹介♡
今回は洗面台を造作でお作りしたのですが、
そもそも「造作」(造作家具とか造作収納とか、)ってよく聞きますが、
どんなものが「造作(ゾウサク)」かというと、
出来上がっている商品(既製品)では無く、
「一から作る物」という感じでしょうか。
一から作ると聞くと、
オーダー家具を思い浮かべる人もいると思いますが、
オーダー家具は「現場」では無く、
家具屋さんの「工場」で作る物。
ここは使う人によってマチマチですが、
私の周りでは、
「大工さんが現場で作る物」 が造作家具で、
「家具やさんが工場で作る物」がオーダー家具という
使い分けをしています。
作る人と、作る場所が違うのですが、
工場には機械が沢山あって細かい作業も出来る為、
引き出しを作ったり、ガラスを使ったり細かい作業が多く発生する場合は、
オーダー家具でお作りし、
簡単なカタチや扱いやすい素材を使う場合は、
現場で大工さんに作っていただいています。
金額はやはりオーダー家具の方が
お高くなるため、
予算が限られている場合は、
出来るだけシンプルなカタチ、そして
現場で職人さんが扱える素材を選定して、
造作家具として作る事が多いです。
今回の「house O」の洗面も造作の洗面台!
現場で大工さんに木でカウンターを作ってもらい、
その上に左官屋さんにタイルを貼ってもらいました(^-^)
こんな形をしています。
(ミラーはお客様の嫁入り道具の鏡台についていたミラーなんです!
とっても素敵ですよね)
オーダー家具の場合、家具屋さんが細かい部分も気をつかって
作って下さるのですが、
造作の場合はしっかりと指示しなくてはいけません。
私がタイルで洗面台を作るときに気を付けているポイント、
それは、
厚みと、目地です。
タイルのカウンターを素敵に見せる為に、
この厚みはとっても重要。
大体7.8cmでお作りする事が多いです。
そしてさらに今回は
グレーのモルタルっぽい質感のタイルを使ったのですが、
要は、「モルタルのカウンター」っぽく見せたかったのです。
もちろんモルタルでカウンターを作ってもいいのですが、
やっぱりどうしても割れが出てしまったり、
長く使う上でのメンテナンスを考えると、
よく水に濡れる洗面はタイルの方がお勧め。
そこで、モルタルの質感に似たタイルで、
カウンターをお作りしたのですが、
極力モルタルの雰囲気に似せたいので、
タイルとタイルの間に入る目地は1mmでお願いしました。
↓の部分に目地が入っているのですが、
ほとんど目立たないと思います。
目地は何も指示しないと、大体3mmぐらいになってしまうので、
ここはどうしても目地は目立たせたくなくて、
1mmにしました(^-^)
カウンターの厚みもモルタルっぽさの演出の為です。
何かを作るとき、
最終的にどんな風に見せたいからこうするという
ゴールをイメージして、
細かい部分にも注意しながらデザインしています(^-^)
洗面台のハナシでした~
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