こんにちは!

 

名古屋で設計・インテリアコーディネートをしている千葉鮎子です。

 

 

 

先日お客様からこんなご質問が。

 

「生活感がありつつもオシャレな雰囲気が理想なのですが、、。」

と。

 

 

なるほどー。

 

 

これは確かに最終的に一番目指したいところですよね。

 

 

 

要は、真っ白で何も物が出ていない空間とか、

モデルハウスの様にピカピカ!

 

という事では無く、

 

 

生活感はあるけれど、

なんか素敵!

 

という空間を目指したいと。

 

 

 

これは、私自身リノベをする際に一番気を付けている事だったりします。

 

 

 

生活感があっても素敵!という風になるのか、

 

生活感がただの生活感になってしまうのかって、

 

 

一番のポイントは

 

「背景」にあると思っています。

 

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私がここでいう背景というのは、

ある物の後ろにある素材や色の事。

 

 

例えば

クッションはソファの上にあるから、

クッションの背景は「ソファ」

 

 

ソファは床の上にあるから、

ソファの背景は「床」

 

 

食器の背景は「テーブル」で、

テーブルの背景はテーブルがラグに乗っていたら

「ラグ」かもしれません。

 

 

アートの背景は壁ですし、

 

本の背景は本棚。

 

 

出来るだけ、その「背景」になる部分を

本物の素材にするというのがお勧めです。

 

 

リノベーションをするのであれば、

 

床を無垢材にする、

壁を漆喰や塗装といったビニールではない本物の

素材にするというのがお勧めで、

 

それはなぜかと言うと、

 

床や壁というのが全ての背景になるから。

 

 

 

子供が書いた絵でも、

漆喰や綺麗な色で塗装された壁に飾ってあったら

絵になりますし、

(額縁をこだわるのも手ですね)

 

100均のお皿でも、

一枚板のテーブルに乗っていたら

それっぽく見えたり。

 

漫画が沢山あるなら本棚をオーダーで

作って敢えて見せて収納するとか。

 

 

 

 

生活してたらというのは

必ず出てきて、それが生活感を醸し出します。

 

 

物があってもなんか素敵というのは、

背景が素敵だからなんです。

 

 

それを実験したくて

自宅はリノベしました(^-^)

 

 

うちは子供がいませんが、

この外部用の無垢の床に

おもちゃが転がっててもきっと

それっぽく見えると思うんです。

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子供がいてもきっとおもちゃも完全には仕舞わないと思います。

 

 

 

キッチンも背景(カウンター)がタイルなので、

その上に乗っているオシャレじゃない調味料とか、

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牛乳パックとかwが出ててもそれほど気にしません。

 

 

 

奥の棚も、海外の塗料で塗装したので、

お守りとか、文庫本とか、主人が置いたハニワとかw

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いわゆるオシャレじゃない物も乗ってますけど気にしてません(^-^)

 

 

 

もちろん持っている物自体をオシャレにする!という事も

大切ですが、

 

生活する上で物は絶対出てきますからね。

それがその人らしさに繋がるような、生活感さえ丸ごと素敵!

 

という空間を目指す場合は、

背景にこだわる!というのがお勧めです。

 

 

 

 

リノベしない場合は、

床を無垢にする代わりに

ラグにこだわってみるとか、

 

壁はビニール壁紙だけど

カーテンにこだわってみる事で、

 

背景が変わってきますよ(^-^)

 

 

 

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