名古屋にてmille-feuille(ミルフィーユ)として
設計やインテリアコーディネートをしている千葉 鮎子です。
5月15日・16日 新築・リノベーションご検討中の方へ
自宅兼事務所のOH&無料相談会を開催いたします。
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今日は昨日の続きで、こちらの記事でご紹介した
リノベの間取り案に対してどのように内装やインテリアを考えていくのか?
について書いてみたいと思います(^-^)
上の記事でご紹介した完全にフルスケルトン状態のマンションの間取りが
こちらで、↓
フルスケルトンだから解体されていて何もない!
そして、リノベーションのご提案間取りがこちらです!↓
特徴は、玄関から入ってすぐ左に続いている土間がそのまま
LDKをぐるっと周る土間になっているという事と、
その土間がLDKよりも一段低い為、
LDKの床に座って本を読んで寛いだりすることができるところ。
そして、家具を窓の前に置かなくてもいい間取りになっているので、
窓の前は動線を確保しつつも、その動線(土間)がある事で
LDKの床面積は土間分狭くなっているものの、
土間部分にも本棚や植物等を置くことで、
視覚的には広がりを感じる、そんな間取りになっています(^-^)
床に座って本棚を置いたイメージ↓
そんな特徴の間取りに対してどのようにインテリアや内装を加えていくのか?
まずいつも大切にしているのが、
設計士の意図を汲むという事。
今回の間取りの特徴である
土間はなぜあるのか?
その土間がある事で、空間がどんなふうに良くなっているのか?
それを知り、その設計を活かすインテリアを心がけます。
でないと、「設計」と「インテリア」は融合しません。
家具のコーディネートをする時に
お部屋の状況を把握するというのと同じことです。
いつも言ってますが、まずはそのお部屋の特徴、
今回の間取りのチャームポイントを知る事が大切です。
そしてそれを見つける作業をします。
今回の間取りの場合は、
演出すべき2つの壁がありました。
どの壁に色を付けたり、
どの壁にアートを飾ったりして演出すると綺麗に見えるか?
そして間取りを活かせるのか?
というのは間取りによってバラバラですが、
私が今回目を付けたのは
この二つの壁です↓
実は、この二つの壁は
それぞれ演出する目的(効果)が違うのですが、
次回に続きます!(^-^)