名古屋にてmille-feuille(ミルフィーユ)として
設計やインテリアコーディネートをしている千葉 鮎子です。
今日は、家具と空間の相性や
その設え方について書いてみたいと思います!
先日ヒアリングさせて頂いたお客様で、
モルテーニの家具のような雰囲気が好きです!というお話しが出たのですが、
モルテーニの家具素敵ですよね、、♡
こちらは本国サイトですが、
アルフレックスさんが取り扱ってらっしゃいます。
お客様から、こんな雰囲気の段違いになっているデスクを付けたくて、、
とご相談頂いたのですが、
うーん!もぉ素敵すぎですね。
こういったデスクって、
まずポイントになってくるのが、
「脚が無い」という事。
脚が無くて浮いてるように見えるから、
カッコいいんですよね。
もちろん取付には壁に下地が必要なので、
新築ではない場合リフォームする事になります。
で、この「脚が無い」というのがポイントになるので、
スペースが空いてるから、、と言って
例えばこんな風に
カウンターの下にボックスなどを並べてしまうと、
「浮いてる感」が、
「乗ってる感」になってしまって、
(カウンターがボックスに乗ってるかのように見えてしまう)
台無しなので要注意!
こういう脚の無い水平ラインの綺麗なカウンターって、
浮いてる感、浮遊感がとっても素敵なので、
この浮遊感を最大限に発揮できる設えをして欲しいのです!
で、浮遊感を演出する上でもう一つポイントなのが、
カウンターの対しての壁の大きさ!
このカウンターを設置する壁は、
出来ればカウンターよりも広く長くあってほしいのです!
その理由は、ここ!↓
カウンターの浮遊感を演出する為には、
カウンターの両脇に空いたスペースが必要なのです。
せっかく背中面の壁だけで支持出来るカウンターなので、
例えばこんな風にカウンターの横に壁が出てきてしまうと、
壁でカウンターを支えている様にも見えてしまって、浮遊感が半減してしまうんです。
なので、出来ればカウンターよりも大きい壁に、
空いたスペースを残しながら取り付けたい!
と思うわけです。
シンプルなカウンターや棚ってこんな風に少しの差で見栄えが全然変わってくるんですよ。
素敵な物は、その素敵さを最大限発揮できるような、
設えや、取り付け方、また空間に置いてあげることで、
よりかっこよく!洗練された雰囲気になります(^-^)
今日は、家具と設えと空間の関係についてのお話しでした~